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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20061007k0000e030044000c.html
イラク民間人殺害：訴追米兵が虐殺の詳細証言 米軍事法廷
【ロサンゼルス國枝すみれ】イラクで民間人を殺害したうえテロリストに見せかけたとして米兵ら８人が訴追された事件で、容疑者の１人が６日、検察との司法取引に応じ、軍事法廷で虐殺の詳細を証言した。ＡＰ通信が報じた。
証言したのは海軍のメルソン・バコス衛生兵（２１）。衛生兵はカリフォルニア州ペンデルトン基地所属の海兵隊第５師団第３大隊の海兵隊員７人とともに、バグダッド西部のハムダニーアで４月２６日、ハシム・イブラヒム・アワドさん（５２）を家から引きずり出して射殺。遺体の近くにライフル銃とシャベルを置いてテロリストに見せかけようとしたとして、殺人や誘拐容疑などで訴追されていた。
バコス衛生兵は「他の海兵隊員も、男性が死亡していることを確認した後で頭などに３〜１０発撃ち込んだ」などと証言。残る７人の海兵隊員の中には無罪を主張している者もいるが、衛生兵の証言で苦しい立場に追い込まれる。一方、証言したことでバコス衛生兵の容疑は軽減される。
毎日新聞 2006年10月7日 11時58分
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