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ロシア人ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさん殺される  p-navi/info
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投稿者 Kotetu 日時 2006 年 10 月 08 日 23:09:10: yWKbgBUfNLcrc
 

(回答先: [AML 9843] Fw:【速報】ポリトコフスカヤが暗殺された! 投稿者 Kotetu 日時 2006 年 10 月 08 日 22:57:25)

2006.10.08

ロシア人ジャーナリスト、アンナ・ポリトコフスカヤさん殺される
雷に打たれたように、私は「 アンナ・ポリトコフスカヤ が暗殺された!」という文字をみつめた。目の淵に涙が滲んでくる。あってほしくないことが起こってしまった…。

チェチェンで起こっていることを正確に世界に伝えてきた数少ないジャーナリストで、「ロシア政府への鋭い批判者であり続けた」(BBC)アンナは、ベスラン学校占拠事件のときも移動中の飛行機の中で何者かに毒を飲まされ、九死に一生を得ている。誠実なジャーナリストが何人も殺されているロシアでは、暗殺の危険がいつもあった。

彼女の遺体は自宅近くでみつかったという。ピストルと4発の銃弾とともに……(インターファクス通信から引いた BBCの記事 による)。

私は絶望的な状況を伝えようとする彼女の、誠実で激しい情熱がこめられた文章にいつも心を揺り動かされてきた。最初にチェチェンのことに出会ったのも、邦訳されて出ていた彼女の文章からだった( チェチェン総合情報 に掲載されていたもの)。

毒殺未遂事件や同僚のジャーナリストの暗殺などから、アンナさん自身も自分の身にふりかかる危険は十分以上にわかっていたと思う。けれども、彼女は自分の国の最暗部をえぐりだすことをやめなかった。

私自身がかつてここに書いている。

「侵略者が「密室」としておきたい場所に潜り込むという危険を冒している彼女/彼らの存在によってしか、わからないことがある。このようなジャーナリストが守られなくなることが私は心底怖い。」

BBCが伝えているアンナさんへのインタビューの一節から。

「私は危険というものが私の仕事の絶えざる一部であることを確信しています。この仕事はロシア人のジャーナリストとしての仕事です。私は止めることはできないのです。それは私の義務(duty)だから。」

私は衝撃からまだ抜け出せないでいるが、ロシア政府になんらかのアクションを起こしたいと思っている。


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アンナさん暗殺の第一報は チェチェン総合情報 から。ここには「拷問に関する国連特別報告者」のマンフレッド・ノヴァク氏がチェチェンを訪問しようとして、ロシア側からの圧力によって止められていることも書かれている。

(ロシア人ジャーナリストの暗殺を追ったドキュメンタリーのなかで、少しだけ出演したアンナさんを私は見ている。その面影が何度もフラッシュバックしている。かつて書いたもの:彼女の著作『チェチェン やめられない戦争』の 読後メモ )

追加

伊・レプッブリカ紙によるフォトギャラリー「Anna Politkovskaya の死に涙」 (la Repubblica, 7 ottobre 2006)
http://www.repubblica.it/2006/05/gallerie/esteri/fiori-politkovskaya/fiori-politkovskaya.html


http://0000000000.net/p-navi/info/news/200610080156.htm

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