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中国、北が最後通告…説得へ“瀬戸際外交”:金総書記に会えねば最悪事態(ZAKZAK 2006/10/19)
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投稿者 まさちゃん 日時 2006 年 10 月 19 日 13:58:50: Sn9PPGX/.xYlo
 

中国、北が最後通告…説得へ“瀬戸際外交” --- 金総書記に会えねば最悪事態


電撃訪朝中の中国・唐家●国務委員は、金正日総書記との会談が予想される(AP)

 【北京=夕刊フジ特電】北朝鮮の2度目の核実験を中止させようと、中国の唐家●国務委員ら高官が平壌を訪問、直談判での説得に乗り出した。金正日総書記と会談するかどうかが焦点だが、北が中国の“最後通告”を受け入れない場合、中国は北朝鮮への影響力低下を国際社会にさらけ出しメンツ丸つぶれとなるだけに、中朝関係が決定的に悪化する可能性がある。そうなれば、北朝鮮情勢は緊迫の度合いをさらに増すことになる。

 訪朝には、6カ国協議議長の武大偉外務次官、中国共産党対外連絡部長時代に金総書記の信頼があつかった戴秉国外務次官も同行。北を担当する高官がこれだけ顔をそろえるのは異例だ。胡錦涛国家主席の金総書記あてのメッセージも託されているもよう。外交筋は「金総書記が会うという感触があるから訪朝した可能性もあるが、中国側は金総書記が会わなかった場合、メンツがつぶれることを覚悟の上で訪朝した」と指摘した。

 中国は北朝鮮側に、国際社会の厳しい反応について説明した上で、核実験の再実施自粛や6カ国協議への早期復帰などを促す。20日に北京で開催が決まった日米中韓露の5カ国外相会合にも北側の参加を求めるとみられる。


北との交易が盛んな中国のメンツをつぶすようならば、情勢は一気に緊迫化する(ロイター)
 こうした中国側の動きに、ケーシー米国務省副報道官は米時間18日の記者会見で、「(核実験やミサイル発射自制を求めた)国連安保理決議を順守するよう説得する試みの一環」と期待を表明。同省当局者によると、中国政府は唐国務委員の訪朝計画を米側に事前通報していたという。

 唐国務委員は先週以降胡主席の特使としてホワイトハウスでブッシュ大統領、ライス国務長官らと会談。ロシアでもプーチン大統領と会談するなど、訪朝に向けた根回しを行っていた。

 中国としては、金総書記から再実験自粛など柔軟姿勢を引き出し、対話による核問題解決への道筋を作りたい意向だが、説得がうまくいくかどうかは不透明だ。北朝鮮の「後ろ盾」として緊密な関係を保ってきた中国だが、最近では関係が冷え込み始めているためだ。

 唐国務委員は今年4月にも訪朝して金総書記と会談し、6カ国協議への復帰を促したが、進展はなかった。7月のミサイル連射の際に回良玉副首相が訪朝したが、金総書記は顔を見せなかった。

 一方、中国の4大国有商業銀行の1つ、中国銀行が、北朝鮮への外貨送金業務の受け付けを停止するなど、中国は米国寄りに軸足を置きつつあることに、北はいっそう不信感を強めているもようだ。

 外交では「国際協調路線」に転じつつある中国だが、すでに1度目の核実験阻止に失敗。2度目の実験を許して外交力が問われる結果となることはメンツにかけても許されない。

 胡主席は北朝鮮に「国際社会の強烈な反応を知らしめる必要がある」として国連安保理による制裁決議採択を支持した。これは、再び核実験を強行すれば、中国独自の制裁措置に踏み切るとの“最後通告”に近い意味合いもあるとみられる。

 中国は北の消費原油の9割、消費物資の7割を提供、貿易額も4割を占めるなど文字通り生命線を握っている。北が説得に応じなかった場合、一気に追いつめられることになる。

 北が中国の説得を受け入れるのかどうか。核実験問題は重大局面を迎えている。

●は王ヘンに旋

ZAKZAK 2006/10/19

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