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(回答先: 連続テロ死者１６０人超す【関連】『治安無策』政権に打撃―東京新聞 投稿者 天木ファン 日時 2006 年 11 月 24 日 18:02:30)
イラクのバグダッドで起きたイスラム教シーア派の住民を標的にした連続爆弾テロで、犠牲者の数は２００人を超えました。イラク政府は首都全域に外出禁止令を出し、厳戒態勢をとっており、緊迫した状況が続いています。
バグダッドでは２３日、シーア派の住民が多く住み、民兵組織の拠点ともなっている地区の少なくとも４か所で、自動車に積まれた爆弾が相次いで爆発しました。
イラク警察は２４日、犠牲者の数が２０２人となり、けが人もおよそ２５０人に上っていることを明らかにし、一度のテロとしてはイラク戦争以来、最悪のものとなりました。
これに対してバグダッドのスンニ派の地区でも報復とみられる迫撃砲弾が少なくとも１３発撃ち込まれましたが、これらの地区での被害の詳細はまだ明らかになっていません。
イラク政府は首都全域に期限を定めずに外出禁止令を出し、厳戒態勢をとっており緊迫した状況が続いています。
こうした中、連続爆弾テロのあったサドルシティーでは、一夜明けた２４日、犠牲者の葬儀が行われました。犠牲者はバグダッドからおよそ１６０キロ離れたシーア派の聖地ナジャフに埋葬されることになっており、大勢の住民がひつぎを乗せた車を見送りました。
一方、ＡＰ通信によりますとイラク北部の町、タルアファルで２４日、自動車に積まれた爆弾が爆発し、少なくとも２２人が死亡したということですが、事件の背景などはまだわかっていません。イラクではこの夏以降、アメリカ軍が首都の部隊を増強して治安対策を強化しましたが、各宗派の武装集団によるテロや襲撃は激しさを増す一方となっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/24/k20061124000156.html
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