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毎日【イラク政策：見直し提言議長らの公聴会開く 米上院軍事委】
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http://www.mainichi-msn.co.jp/kokusai/america/news/20061209k0000m030019000c.html
イラク政策：見直し提言議長らの公聴会開く 米上院軍事委
【ワシントン及川正也】米上院軍事委員会は７日、米国のイラク政策の見直しを提言した超党派組織「イラク研究グループ」共同議長のベーカー元国務長官とハミルトン元下院外交委員長に対する公聴会を開いた。各委員からは提言を評価する意見が相次いだが、提言に盛り込まれた「イランとの直接対話」には疑問を呈する委員もいた。
来年１月からの次期議会で委員長となる民主党のレビン議員は「現実的で成功につながるアプローチの始まりだ」と歓迎、イラク駐留米軍について「０８年３月までの戦闘部隊の撤退が可能」と指摘した提言をブッシュ政権が受け入れるよう求めた。
一方、同党のリーバーマン議員はイランとの直接対話について「イランが米国に手を貸すとは思わない」と主張した。ベーカー氏はイランが協力に難色を示していると明かした上で、「協力を拒めばそれを世界に知らしめるだけだ」と語った。
０８年大統領選への出馬が有力視され、「イラクへの大幅増派」を持論に掲げる共和党のマケイン議員は、提言が「増派後の派遣規模を維持できるだけの要員がいない」として大幅増派案を退けた点について、「治安確保のために必要な規模であれば維持できる」と反論した。
毎日新聞 2006年12月8日 18時06分
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