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民主労働党、『シム・サンジョン体制』霧散..中央委混乱 『親北主義』に不満
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投稿者 kaname 日時 2008 年 1 月 03 日 04:58:30: 3X28X40b0xN.U
 

民主労働党は12月29日に中央委員会を開き、シム・サンジョン議員を首長とする非常対策委員会(非常対策委)体制構成について議論したが、結局結論は下せなかった。

ムン・ソンヒョン指導部はこの日、一日がかりのマラソン会議の末に総選挙比例代表選出権委任を『戦略公認』に限定するという妥協案を提示したが、当初シム議員が事実上、自主派指導部の不出馬宣言と共に、強力な革新を主張したことと較べれば、大きく後退した案だった。それさえ中央委員の全員一致に至らず、すべての議論が原点に帰ったまま午前2時50分頃、会議が終了した。

このうち党内平等派の『前進』に所属する中央委員は、妥協案に党内自主派の従北主義、覇権主義の問題意識が反映されていないことに不満を抱いて集団で退場した。非常対策委の構成をめぐり対立が最高潮に達した自主派と平等派は、この日の会議で悪口と罵声などがやりとりされる激しい罵りあいをした。

『比例代表選出権』政派対立...指導部案件を自主的に廃棄

この日の中央委員会は、当初の予定より1時間30分遅れた午後3時30分頃に開会した。その前に党指導部は開会時刻を延期して、非常対策委の権限をめぐる激しい討論を行ったが、合意できずに中央委員会に提出した非常対策委構成案件を指導部が自ら廃棄した。キム・ソンドン事務総長は「シム・サンジョン議員が提起した(自主派指導部の)総選挙比例代表不出馬問題の強制は受け入れ難いという意見があり、成案を作れなかった」と明らかにした。

▲キム・ヒョンタク前スポークスマンの代表発議で『大統領選挙敗北に対する明確な評価と全面的な党刷新のための非常対策委を構成する』という内容の現場発議案が中央委員42人の署名を受けて上程された。

そのためキム・ヒョンタク前スポークスマンの代表発議で『大統領選挙敗北に対する明確な評価と全面的な党刷新のための非常対策委を構成する』という内容の現場発議案が、中央委員42人の署名を受けて上程された。案件は、非常対策委の任務と権限を、○従北主義清算、覇権主義清算、党綱領精神および党民主主義実現などを臨時党大会で確定する、○比例代表推薦権、党規改正権、人事組織結成の権限など、中央委員会の権限を非常対策委に全面委任すると規定した。

キム・ヒョンタク前スポークスマンは、「非常事態であるだけに、党刷新には全面的な権限が要求される」とし「党憲は党員直選制だけが明示されており、比例候補選出権は党規改正事案で中央委員会に権限があるので、党憲には背かない」と非常対策委に全権を付与してはいけないという主張に反論した。

キム・ヒョンタク前スポークスマンは「北核問題に対して『本当に遺憾だ』とだけ言うことが、誤った秩序に抵抗する進歩政党の姿だろうか」と党内『従北主義』の問題に言及し、「この問題に対してわれわれはただ密封して妥協してきた。そうした妥協が民主労働党を腐らせた」と話した。

「党革新とは笑わせる」、「出て行くのは覇権主義ではないか」

これに中央委員のイ・ヨンシク民主労総前事務総長が「民主労働党が腐っているとは、何が腐っているというのか」と怒鳴り、党内自主派と平等派の間で罵倒が飛び交った。ハン・ソクホ中央委員が「今回の機会にみんな話してみよう。龍山地区党事態、光州事態、みんな話してみよう」と述べると、自主派中央委員のひとりが「ハン・ソクホ出てこい」と怒鳴りつけた。

▲イ・ヨンシク中央委員が「民主労働党が腐っているとは何が腐っているというのか」と大声を出し、自主派と平等派間に罵声が行き交った

続いて舞台を基準として下の座席に座っていた自主派と、上の座席に座っていた平等派の党員が互いに「反省の兆しが一つもないやつら」、「なんだこの野郎、出てこい」、「こいつの党は上下もなくてXX奴ら」といった言葉がやりとりされた。午後5時20分頃に司会者が会議の中断を宣言し「われわれは互いに敵ではない。ぜひおちついて、互いに感情を静めて討論しよう」と訴えたが、やりとりは終わらなかった。状況を見ていた党役員は「これではハンナラ党と全く同じだ」と引き止めた。

午後5時50分頃に再開された会議では自由討論が行われたが、両政派は総選挙の比例代表選出権と従北主義、覇権主義問題をめぐってやはり平行線をたどった。午後10時頃、ムン・ソンヒョン代表は会議の中断を宣言した後、拡大幹部会議を再招集、午前12時頃に妥協案を提示してシム・サンジョン議員とも有線を通じて意見を一致させたと明らかにした。妥協案は、○非常対策委権限は最高委員会権限に限定し、必要な場合の委任を決定し、○総選挙比例代表選出権は女性、非正規職割当と同じ『戦略公認』に限定して非常対策委に一任するという内容だ。

これに現場発議案を出したキム・ヒョンタク前スポークスマンなどの中央委員は、「拡大幹部会議の合意案は『外に何桁出したから、あなた方が入ってきてください』と公認権を売買しろということ」とし、非常対策委の権限がシム議員の当初の提案より小さくなり、従北主義の清算などに対する問題意識が含まれていないことを問題にして、妥協案に反対した。

一度会議を中断した後、彼らは当初の立場から一歩後退して『従北主義問題、覇権主義問題、党綱領精神および党民主主義実現の三つの事項を議題化し、非常対策委で討論する』という内容を会議の結果に挿入するよう要求した。しかし、この要求が受け入れられず、午前1時55分頃に投票を拒否して団体退場した。

党内平等派の『前進』を中心とする中央委員は、会議場を退場しながら「討論もさせない党にこれ以上未来があるのか」、「オイこれが進歩政党か」、「党革新とは笑わせる」と罵声を浴びせた。席に座っていた自主派の中央委員は負けじと「政治的責任を負えるのか」、「出て行くのは覇権主義ではないか」と大声を出した。

一方、ムン・ソンヒョン代表はチョン・ヨンセ院内代表を職務代行に任命した後、この日、最高委員会とともに総辞職した。

http://www.labornetjp.org/worldnews/korea/knews/00_2007/1199075203167Staff

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