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□クォン・サンウを脅した韓国暴力団は「3大ファミリー」の親分 [Mr.Showbiz]
http://www.mp3-hollywood.com/showbiz/2007/kyakuza.shtml
クォン・サンウを脅した韓国暴力団は「3大ファミリー」の親分
「家が血の海になってもいいのか!」
今月、韓国の暴力団「汎西方(ボム・ソバン)派」のキム・テチョン元組長が韓流スターのクォン・サンウを脅した容疑で逮捕され、芸能界と暴力団の“悪縁”が取り沙汰されている。「韓流の影響でスターが稼ぐ収益が天文学的に膨れ上がり、その利権を狙った暴力団の介入が増殖している」(芸能関係者)
キム・テチョンは昨年11月にも贈賄容疑で逮捕されているが、糖尿病による低血圧が原因で滞在地を病院に制限して保釈されていた。その数ヶ月前には、汎西方派の幹部が運営する不法なカジノ店が摘発され、彼は日本に逃亡していた。検察は、日本の暴力団との関係も指摘している。
同じく、クォン・サンウの前事務所「アイスター」のハン・ソクチャン元代表と元マネージャーのペク某氏も同容疑で起訴。2人は、アイスターを吸収したヨリ・インターナショナルのチョン・ヨンシク元代表にクォン・サンウのほか、イ・ドンゴンやキム・サランら所属タレントのスキャンダルを暴露すると脅すなど、不当に30億ウォン以上も受け取ったとされる。ハン元代表とペク某氏は暴力団「新鶴洞(シン・ハクトン)派」の組員でもあった。
これに関連し、旧アイスターの大株主だった旧テヨンAV(現ポイボス)のチョ・ボムソン前代表がおよそ400億ウォンにも及ぶ横領容疑に問われており、ポイボスのイム・ソンユン代表がチョ前代表の逃亡を手助けたとして起訴された。こちらは、高校時代からの腐れ縁とかで、旧アイスターのハン元代表は後輩にあたるという。
ポイボスは、クォン・サンウらが出演したドラマ「悲しい恋歌」を製作するほか、「冬のソナタ」の映画化を計画するなど、韓流ビジネスの中核とも言える芸能プロダクション。最近では、子会社のソン・スンホンやSGワナビーらが所属するGM企画がCJグループ資本のエムネットメディアと合併。“マイダスの手”と呼ばれるキム・カンス製作理事を引き連れ、イ・ヒョリとも専属契約を果たしている。
3大ファミリーと呼ばれて
朴正熙(パク・チョンヒ)政権時代、陸軍出身のシン・サンヒョン率いる申三佐(シン・サンサ)派がソウルの繁華街を支配し、政治とやくざとも軍事制圧されているかのようだった。この牙城に挑んだのが湖南勢力の暴力団で、1975年に申三佐派の新年会を襲撃。これが有名なサボイホテル事件で、その主犯格が後にヤンウニ派の親分に君臨するチョ・ヤンウンだった。
その後、彼らはソウルの莫大な利権を巡って対立。いや、大義名分こそ打倒申三佐派で一致していたが、元はオ・ジョンチョル率いる汎湖南(ボム・ホナム)派とパク・ジョンソク率いる稲妻派に分かれていた。チョ・ヤンウンが汎湖南派、キム・テチョンが稲妻派の行動大将で、キム・テチョンが汎湖南派の親分を襲い、汎湖南派と稲妻派は“キムチなき戦い”となった。
民主化を唱えていた金大中(キム・デジュン)の出身でもある湖南勢力の暴力団がソウルを支配することなど、「やくざも恐れる朴将軍」とさえ罵られる朴大統領が許すはずもなく、彼らを徹底的に締め出した。チョ・ヤンウンは「暴力団1号リスト」として獄中入り。そこには金大中もいたという。キム・テチョンも逮捕され、チョ・ヤンウンとは拘置所の中で和解する。その間、イ・トンジェ率いるOB派が勢力を拡大化したというわけである。
汎湖南派がヤンウニ派、稲妻派が汎西方派へと受け継げられ、OB派も含めて「3大ファミリー」と呼ばれた。地方からソウルにやってきたということも踏まえれば、まるでイタリア系のマフィアがニューヨークの暗黒街に潜む「5大ファミリー」かのようだ。ちなみに、クォン・サンウのマネージャーだったペク某氏はヤンウニ派二番頭の息子でもある。
現在の暴力団は、383の組織に1万2056人の組員(検察庁調べ)。組織に組員とも釜山が最も多く、地方から群がる首都のソウルを圧倒している。これは、釜山がソウルに匹敵する商業都市で、ソウルに進出しなかったことが影響している。元暴力団関係者によれば、釜山の暴力団は汎西方派やヤンウニ派など敵ではないという。
(2007/02/23)