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□スターをタダで飛行機に乗せる航空会社の狙いとは [朝鮮日報]
http://www.chosunonline.com/article/20070525000040
記事入力 : 2007/05/25 14:50:29
スターをタダで飛行機に乗せる航空会社の狙いとは
航空業界の「スター・マーケティング」が盛んに行われています。アシアナ航空は21日、朴智星（パク・チソン／マンチェスター・ユナイテット）選手とスポンサー契約を結び、1年間の全路線ファーストクラス無料航空券を提供しました。
大韓航空は22日、発達障害を抱える水泳選手キム・ジノ選手とスポンサー契約を結んだと発表しました。航空会社は主に海外活動の多いスポーツ選手や芸能人などに無料航空券を提供するスター・マーケティングを展開しています。
アシアナ航空は4月、キム・ヨナ（フィギュアスケート）選手にビジネスクラスの座席を1年間提供するなど26人とスポンサー契約を結びました。名簿には、チェ・ビョンス、パク・チャノなどのスポーツ選手のほか、チョン・ミョンフン、ソン・ヨルムなどの音楽家も含まれていました。大韓航空はイ・スンヨプ選手、歌手のRain、タレントのペ・ヨンジュンにファーストクラスを提供しています。
支援規模や契約期間はそれぞれ異なります。航空会社では、正確な基準を明らかにしていませんが、スターの知名度を考慮しているようです。また、家族に優待を与えるケースもあります。
航空会社は、なぜスター・マーケティングを行うのでしょうか。
まず、有名人が“○○航空便で移動する”ということだけでも広告効果があります。ファーストクラス、ビジネスクラスは余程のことがない限り満席になることはなく、費用がかかることもありません。
しかし、スター・マーケティングの限界も指摘されています。まず、スターにとって実質的な支援になるのかという問題です。例にあげると、キム・ヨナ選手が多く訪れるカナダとロシアのモスクワは、アシアナの直行便がありません。大韓航空はヒディング前サッカー韓国代表監督にファーストクラスを提供しましたが、ヒディング監督はオランダKLM航空を主に利用していました。
金承範（キム・スンボム）記者
朝鮮日報／朝鮮日報JNS
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