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韓国の「米国離れ・中国接近」と、最近、表面化した北朝鮮の「中国離れ・米国接近」で、朝鮮半島の構図がますます複雑化
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投稿者 TORA 日時 2007 年 10 月 29 日 16:27:47: CP1Vgnax47n1s
 

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu154.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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韓国の「米国離れ・中国接近」と、最近、表面化した北朝鮮の
「中国離れ・米国接近」で、朝鮮半島の構図がますます複雑化

2007年10月29日 月曜日

◆中国の不満(2007/10/29 ) 鈴置 高史
http://www.nikkei.co.jp/neteye5/suzuoki/index.html

中国が六カ国協議に関連、微妙な反応を見せる。それは北朝鮮の核に関し適当なところで妥協しかねない米国への警告であり、「中国敵視」を接着剤にしかねない米朝接近への牽制でもあるのだろう。
「北の核放棄は容易でない」

 「北朝鮮は、国際的な圧力によって核兵器を完全に放棄することはないであろう。ただ、国際社会に対しては自身の核兵器放棄への希望を失わせることもしないであろう」(朝鮮日報・電子版、10月6日付)。

 北京大学の国際関係学院の王緝思・院長が10月5日、ソウルで語った。韓国と中国の両国政府が主催したシンポジウムでのことだ。慎重な言い回しだが要は、北朝鮮は核兵器放棄に応じる姿勢は打ち出すが、完全な放棄には踏み切らない、との主張だ。ちなみに、このシンポジウムが開かれた日は南北首脳会談(10月2―4日)の直後だった。

 米国や韓国政府は最近、六カ国協議を通じて「北の核放棄」が粛々と進んでいるかのごとく主張している。王緝思・院長の分析は彼らとはっきりと一線を画した。彼は北の核放棄が容易でない理由をこう述べている。

 「北朝鮮は、核兵器開発を軍事的な目的に留まらず、国際社会から政治的承認と経済支援を勝ち取る手段と見なしている。また、国内政治の安定と権威を維持するための手段でもある」(同)。

 六カ国協議は北朝鮮の核問題などを解決するために中国が主催する。当然、成否には中国のメンツがかかっており、最近の一連の「進展」に関しても中国政府は公式には「前進」と手柄を誇る。

 それだけに王緝思・院長のこの発言の冷ややかさが際立つ。何やら、婚約間際の男女について、引き合わせた仲人本人が「さあて、彼らは結婚までこぎつけられますかねえ」と語るのと似ている。

「北、シリアに核技術移転」

 中国共産主義青年同盟が発行する9月18日付の青年参考(電子版)も、読者に「北の核放棄計画」への疑問を持たせるものだった。

 9月、米ニューヨークタイムズなどの欧米メディアは相次いで、北朝鮮が現在までもシリアに核兵器開発技術の移転を進めている、と報じた。イスラエルが奇襲作戦で核施設を破壊した、とか、北技術者を殺害した、あるいは現場から核物質を持ち帰った、などと相当に具体的な証拠を挙げてである。

 これが本当なら、六カ国協議での「北の核放棄の見返りに米国は国交正常化に動く」という関係改善シナリオの合意は、少なくとも論理的には完全に破綻する。

 北朝鮮は米国に対し「核技術を移転しない」と約束している。「移転しないのだったら、少々核を保有しても目をつぶる」ことが米国の本音ともされ、そうだとするなら、合意の中で最も重要な部分を北が破ったことになる。

 報道後、ブッシュ大統領も会見でシリア問題を突かれ、歯切れの悪い答弁に終始した。今や、米国の世論あるいは国際世論の風向き次第では、米朝合意が頓挫しかねない実に微妙な状況だ。そんな時期に、青年参考は写真付の巨大な記事で、西欧メディアの報じた北朝鮮の対シリア核技術移転説を実に詳細になぞってみせたのだ。

 お見合いの例えを再び使うなら、「『結婚するから、もう、ほかの男の子とは付き合わない』と約束した女の子が、実はまだ、前のボーイフレンドと深い仲を続けているらしいよ」と仲人が世間に言いふらすようなものだ。

縁談壊す仲人

 仲人、中国の一見、不思議な行動。その理由は二つありそうだ。まずは、脇の甘い米国への警告だ。北の作戦は「すでに公表済みの旧式の核施設は廃棄に応じる一方、隠匿してきた核施設の存在は否認し、秘かに核開発を続ける」ことと見られる。

 非公表の核施設が存在することは専門家の間では常識だから、普通ならこんな詐術は通用しない。しかし、外交で失点続きのブッシュ政権が、北の核問題でなんとか成果をあげたいと焦っていることは北朝鮮もよく知っている。とりあえずはこの手で押し通すつもりであろう。

 「クリントン政権の時のように、米国をだますことができるかもしれない。あるいは、交渉途中で北にだまされたと分かっても国内からの批判を恐れ、米政権は敢えてだまされ続けるかもしれない」――。北はこう期待していることだろう。

 ただ、こうしたまやかしの解決は、結局は破綻する可能性が高い。現に、早くも「シリアへの核移転」が誰かの手によって有力メディアにリークされ、世界中が知るところとなった。

 主催国、中国としては、北の核保有への疑惑を完全に払拭しておかないと六カ国協議失敗という外交的失態を招く。さらに、疑惑が払拭されないことを理由に日本が核武装に動くかもしれない。中国にとって核開発の「完全」解消は必須だ。

「米朝共通の敵」中国?

 もう一つの不満は、中国にとってより深刻な問題かもしれない。

 2002年、米国が北の各施設に対する先制攻撃を考えたほど、米朝関係は緊張した。中国は北朝鮮をなだめて六カ国協議を立ち上げ、衝突寸前だった米朝の関係改善に努めた。努力の甲斐あって、今年に入って米朝関係は改善に向け急速に進んだ。

 だが、米朝関係改善の裏には「中国は米朝共同の敵」という暗黙の合意があり、新しい米朝関係は中国包囲網の一環となるのではないか、という疑いを中国は持ち始めている

人権圧殺国家である北が米国から体制の保障を得るのは普通なら不可能だ。台頭する中国を包囲するという共通の目的だけが、米国の保障をかろうじて引き出しうる、というのが常識であろう。

 一方、米朝が核問題を越え国交樹立まで話し合う姿勢を打ち出すなど、予想以上に関係を深め始めた。これを見て「表に出ていない、何かがあるな」と疑うのがこれまた常識というものであろう。

 苦労をして仲の悪い男女の縁談をまとめたら、感謝されるどころか逆恨みされ、結婚式にも来るなと満座の中で言われた――。中国の怒りは大きい。

結婚式に招待されない仲人

 結婚式に招待されない仲人。関係者の間で、たとえ話として語られていた仮説が今や現実になった。10月4日、南北は首脳会談で「3か国か4か国の首脳が集まって朝鮮戦争終結を宣言する」ことに合意した。

 韓国側の説明によると、3者の場合は中国が除かれ、南北と米国で構成する。「3者か4者」を言い出したのは金正日総書記で、中国を含めない理由に関しては、朝鮮半島に軍隊を置く国だけが参加すべきだから、と語ったという。

 「3者か4者の首脳会談」は、南北が主張しているだけで実現する見込みは薄い。仮に実現しても中国を排除するのは不可能だ。中国は朝鮮戦争に最大の兵力を派遣した国であり、休戦協定にも署名している。何より、今も、そして今後ますます朝鮮半島に最も大きな影響力を及ぼす国だからだ。

 金正日総書記も、それは十分承知していよう。だが、あえて「中国排除」を堂々と語ることで、自らの「中国離れ」の姿勢と覚悟を米国に伝えたかったのだろう。

 もちろん、これに対し中国は公式にも非公式にも反発した。首脳会談直後、ある中国の外交専門家は外国人記者に対し「北が中国を排除するつもりなら、中国は今後いかなるサポートも北に与えないであろう」と語った。

 中国も、もちろん自分なしで戦争終結宣言がなされるとは考えていない。だが、そう考えたからといって北への不信感が減じるものではない。

北の「中国離れ・米国接近」

 さて、中国は北の「嫌がらせ」にどう手を打つのだろうか。

 中国にすり寄って来た韓国をさらに取り込もうとするかもしれない。拉致問題を見捨てて北との関係改善に進む米国に憤る日本に対し、何らかの協調行動を呼びかけるかもしれない。あるいは、米中間で小細工を弄しながら右往左往する南北朝鮮は無視し、米国とのビッグディールに動くかもしれない。

 いずれにせよ、韓国の「米国離れ・中国接近」と、最近、表面化した北朝鮮の「中国離れ・米国接近」で、朝鮮半島の構図がますます複雑になっていくのは間違いない。

(私のコメント)
最近のアメリカ外交は複雑怪奇で理解しがたい。トップが馬鹿だと、いくら部下が優秀でもいい結果は生まない。優秀な部下がボンクラな上司を説得するには大変な時間と手間をかけて説得しなければならない。特に二代目とか三代目の会社の社長とかが会社を倒産させた事例には事欠かない。政治でも同じことが言えて世襲政治家は苦労も少ないからピンチに立っても挽回する事は難しい。

ブッシュ政権からは大統領就任前からの側近達が辞めていっている。ブッシュ自身もすでに当事者能力がなく、だからアメリカ外交も漂流している。イラク問題も自ら決断して始めた戦争なのですが、だからイラクから引くわけには行かずに、ずるずると莫大な戦費を使いながら、アメリカという国家を衰亡に導いている。

北朝鮮問題も北朝鮮との二国間協議はしないと当初から言っていたのに、金正日の「韓国以上のパートナーになる」という手紙に惑わされて、アメリカは北朝鮮との宥和政策に傾いた。アメリカ政府は場合によっては核を持ったままの北朝鮮と国交まで結ぶような話まで出て来ている。

北朝鮮は建国以来ソ連と中国との両天秤外交で生きてきた国だ。ロシアが北朝鮮から手を引いたので金正日はアメリカを取り込んで両天秤外交を展開してアメリカがそれに乗ったようだ。イラクで失敗したので外交的成果をあげようとブッシュ政権は北朝鮮に宥和政策で接近したのですが、またしても北朝鮮に騙されてシリアに核開発設備を移転しようとしている。ライスやヒルの首が飛んでもおかしくないのですがブッシュはバカだから首にできない。

イスラエルがシリアを空爆したのも北朝鮮の核施設を移転しようとしていたからですが、アメリカはイスラエルからの情報を信用しようとしなかった。六カ国協議で核の技術移転はしないという取り決めだったから、またしてもアメリカは北朝鮮に騙されたわけですが、ブッシュ外交は失敗に失敗を上乗せしている。

ブッシュ政権のみならずアメリカ連邦議会も日本の従軍慰安婦問題での非難決議や、トルコへのアルメニア人大虐殺非難決議をしようとするなど正気を欠いているとしか思えない。これではアメリカ外交は信用を失い同盟国も次々と離反していくだろう。イギリスですらイラクから兵力を引き上げている。

気の毒なのはアメリカ軍でありバカな最高司令官に勝利なき戦いを強いられて、イラクやアフガニスタンで二万人もの死傷者を出している。兵士たちの士気は最低レベルにまで落ちて精神的に国家を蝕んでいく。ベトナム戦争の頃は共産主義との戦いという大義があったが、イラク戦争には石油の為の侵略という汚名が付きまとう。

朝鮮半島の情勢も複雑なねじれ現象を起こしていますが、韓国が中国に接近して、北朝鮮がアメリカに接近している。こんな馬鹿なことをしているから朝鮮民族は分断されて統一できないのであり、外国勢力と手を組んで国内を統治しようとするから外国に利用されてしまう。事大主義は朝鮮民族の伝統なのでしょうが、自主独立精神は朝鮮半島にはない。

日本もアメリカと中国との狭間に立って揺れ動いていますが、日本が分断国家にならない為には基本的にはアメリカとも中国とも手を組んではならない。アメリカも中国も信用が出来ないからだ。地政学的に見れば海洋国家としてアメリカと組むべきですが、アメリカは日本を裏切って北朝鮮と手を組もうとしている。安倍総理はそれに絶望して総理を辞職しましたが、アメリカを信用しすぎたから裏切られたのだ。


◆米共和党、「北とシリアの核コネクション」を指摘 10月27日 朝鮮日報
http://www.chosunonline.com/article/20071027000013

 米国与党の共和党が、北朝鮮とシリアの核コネクション疑惑を本格的に取り上げ、対北朝鮮政策においてより慎重な態度を注文し始めたことから、今後の米朝関係に大きな影響があるとみられている。
 共和党議員たちは、24日と25日の二日間にわたり開催された下院での聴聞会で、ライス国務長官やヒル国務次官補に対し、「北朝鮮とシリアの核取引説」に関し米国務省が沈黙を守っている点について問い詰めた。共和党のバートン議員は25日、ヒル次官補に対し、「北朝鮮がイランのすぐ隣にあるテロリスト国家シリアに核技術を移転したという明らかな証拠があるのに、北朝鮮に対して(テロ支援国家解除などの)プレゼントを与えようとしているのか」と批判した。また共和党のロイス議員は、「北朝鮮が寧辺の核施設稼動を中断し、核プログラムはもちろん外国への核拡散を中断したとして、われわれを安心させることができるのか」と問い詰めた。

 24日には共和党のタングレイド議員がライス長官に対し、「北朝鮮がシリアに核兵器や核関連物質を提供したとすれば、6カ国協議での合意に違反しているのではないのか」と質問した。下院外交委員会幹事としての資格でライス長官から説明を聞いたレティネン議員は、「より多くの議員がこれらの情報を知ったとすれば、現在進行中の北朝鮮との交渉について、さらに多くの心配材料となるだろう」と述べた。これに対しライス長官とヒル次官補は、「北朝鮮による核の拡散は許すことができない」と原論的な発言にとどまった。

 今年9月初めにイスラエルが爆撃したとされるシリアの原子炉疑惑施設があった位置が、爆撃直後には跡形もなく消え去っていた衛星写真も公開された。

 米国とフランスの商業用衛星写真提供業者によると、8月10日にシリア東部のユーフラテス川流域を撮影した写真には、縦横およそ47メートル規模で建設中の原子炉と推定される施設(写真上)が見える。しかし、今月24日に撮影された写真(下)にはこの建物が見えない。イスラエルによる爆撃が行われたのは9月6日。爆撃後にシリアがこれらの施設を完全に取り除いたと推定される。

シリアの核施設 北朝鮮に騙されたライスをクビにしろ!



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