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[李会昌氏が出馬宣言 韓国大統領選 ハンナラ党離党 保守分裂混戦へ] / アジア・世界 / 西日本新聞
【ソウル７日小出浩樹】保守系の韓国最大野党ハンナラ党の元総裁李会昌（イフェチャン）氏（７２）が７日、同党を離党し、１２月の第１７代大統領選（１９日投開票）に無所属で立候補することを表明した。これにより１０年ぶりの政権奪回を目指す保守系は分裂。同党公認の前ソウル市長李明博（イミョンバク）氏（６５）の独走状態は崩れ、革新系の与党勢力・大統合民主新党公認の元統一相鄭東泳（チョンドンヨン）氏（５４）を含めた主要三氏が横一線で並ぶ可能性が出てきた。
李会昌氏は前回（２００２年）、前々回（１９９７年）の大統領選にハンナラ党公認として出馬したが、いずれも小差で敗れ政界を引退。今年７‐８月に行われたハンナラ党予備選にも名乗りを上げなかったが、１０月下旬になり支持団体が推薦集会を開くなど立候補への動きが出ていた。
前日まで沈黙していた李氏は、７日の記者会見で「政権交代を目指す」と、初めて立候補の意向を表明。党公認の李明博氏について「予備選やその後の状況を見守る中で、政権交代への期待を放棄せざるを得なかった」と批判する一方、「私の選んだ道が正しくないという国民の判断が出されれば受け入れる」と述べ、同氏との候補一本化に含みを持たせた。
大統領選には、ほかに革新系の新党「創造韓国党」の文国現（ムングクヒョン）氏らが出馬表明している。
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20071107/20071107_012.shtml
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