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中国杭州湾大橋に火山灰が使用か
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投稿者 不動明王 日時 2007 年 1 月 30 日 22:43:14: Wge0l2yvbkAIg
 

 先日、確か1月26日放映のディスカバリー(diacovery)のチャンネルテレビだったかと思うが、中国の杭州湾大橋の工事が紹介されていた。この大橋は中国の長江デルタの杭州湾に架かる全長36キロの大橋で、海上橋としては、世界最長のポンチャートレイン湖コーズウェイ(アメリカ合衆国ルイジアナ州ニューオリンズ/ポンチャートレイン湖)−全長38.4kmに次いで世界第二の長さを誇る。なお、吊り橋での世界一の長大橋は日本の明石海峡大橋で、橋長3,911m、中央支間長1,991m(設計段階では1,990m)、主塔高さ海面上約297mで世界最長である。

 中国語では杭州湾跨海大橋(Hangzhouwan Kuahai Daqiao)と称し、北は嘉興市海塩県、南は寧波市慈渓県級市を結び、全長36キロ、6車線が建設されるものだ。10年にわたるフィージビリティ調査の末、2003年に認可され、2004年6月8日起工式が挙行された。2010の上海万博に間に合わせるように、2008年竣工予定である。完成すれば上海から寧波への路程が320キロ短縮され、輸送や観光に大きな役割をはたすものと期待さる。

 そこで当然ながら、海洋に近いために、塩害や海水の浸透などで鉄筋の錆など、コンクリートの劣化が問題となるが、一体如何なる技術的解決方法が採用されているのかが関心があった。テレビで対策の技術が説明されていたが、内容は驚きを隠せないものであった。

 コンクリートは、一見すると堅固のように見えるが、内部は空洞だらけであり、水が浸透して、中に埋設されている鉄筋を腐食するものである。そのために普通の建築ならば、表面を防水加工していくものであるが、膨大な海洋構造物の大橋のコンクリート表面を防水加工するのはコスト的にも困難である。

 そこで、如何なる方法を適用しているかであるが、中国人技術者は、大真面目に「スス」を混ぜているということであった。一瞬、冗談だと思いながらも、ススとは煙突から出るススかと思ったが、後で、解説ではススとは「火山灰」のことだと言っていた。そして、火山灰を混入させる目的は、何と、コンクリートの空隙に浸透して水密なコンクリートを形成して、コンクリートのアルカリ性を維持しながら鉄筋の腐食防止を図っているという。

 日本の通説的な技術解釈は全く逆である。即ち、日本では、一部の研究者の間では、火山灰が、耐久性や水密性を向上出来るなどが知られているが、概して、火山灰は、その酸性のために、コンクリートのアルカリ性と反応して中性化して、逆に鉄筋には良くないという誤解と偏見、先入観に満ちた見解が多い。

 一部の某大学の教授には、火山灰が耐海水性があって、コンクリートに混ぜれば海洋構造物に好適であるなどの研究が成されているが、それでも、火山灰の効果・効能を勘違いしているように思われる。即ち、普通のコンクリートでも、コンクリート自体に耐海水性が充分にあるというものだ。むしろポーラスなコンクリートに海水が浸透してくることが原因で、コンクリート中の鉄筋の腐食が問題なのである。即ち、火山灰に対する技術常識が全く世界と逆行しているのであった。

 日本の某橋梁コンサルタント企業も当該工事に参加しているが、日本の発想でないのは明らかだが、一体何処の技術であるかを早速問い合わせてみたが、担当者は海外出張であり、連絡が取れなかったのは残念だ。ススと言うからには、粉末状の火山灰のことであり、しかもはっきりと火山灰と言っていたのであり、決して、珪砂や火山灰を一部に含むシリカセメントやポゾランセメント程度のことではないように思うが、果たしてどうだろうか。

 この中国での杭州湾大橋の工事のおける火山灰利用は、中国人独自の技術的発想ではないのも明らかであり、テレビでは西洋人が登場して解説していたところを見ると、西洋が技術指導しているようであった。上海はドイツなどが活躍しているようにも思われるので、案外ドイツ人技術者ではないかと思われた。ドイツは火山灰こそ存在しないが、火山礫は昔から多く利用し研究してきているように思われた。

 遂に懸念していたことが現実となってしまった。何度となく、火山灰の効果を指摘してきたが、日本では誰も関心を抱くこともなかったし、精々が一部の研究者や火山灰地元での土産物や建材程度の利用でしかなかった。これほどの大規模な公共工事で活用されていることが知らなかった。既に外国に先を越されてしまったという感じだ。

 ここまで火山灰が関心が高まってくると、もうすぐ、私が提示しているように、砂漠の砂が火山灰であるとか、古代ピラミッドの巨石は火山灰利用の人工コンクリートであるかも、次第に明らかになって行くであろう。正に、聖心先生が指摘予言されたように、「火山灰技術は外国から浮上して来るであろう。君の名前は最後に出てくるであろう」なども現実味を帯びて感じられるものだ。

http://www4.ocn.ne.jp/~mukzke98/daikaizo.html

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