| Tweet |
□バレンタインだし非モテの話でもしてみる [しろくま(*´∀`*]
http://d.hatena.ne.jp/shirokuma_x/20070214/1171442011
■バレンタインだし非モテの話でもしてみる 17:33
非モテっていうか、喪男板の住人だった私の彼氏くんの話。
彼氏くんは半年前まで「オタク」でした。オタクって一口に言ってもいろいろあるでしょ？と仰るかもしれませんが、彼氏くんは「ギャルゲ大好き・二次萌えロリ萌えﾊｧﾊｧ」という、いわゆる典型的なオタクでした。いままでそれに触れなかったのは、「公表するのが恥ずかしいなぁ」っていう気持ちがあったからです。だってそうでしょ、１１歳年下の彼氏がオタクで非モテだなんて言ったら「あぁ、右も左もわからないような男の子を負け犬オンナが食っちゃったっていう話ね」ってなるじゃないですか。しかも、あながち間違いでもないじゃないですか。つーかその通りじゃないですか。
いやマジ、オタク市場は原石だらけですから、探せばダイヤだって落っこちてるんですよ。ま、私が１個拾っちゃいましたけどね（ノロケ。
話がそれた。そんな彼氏くんの略歴を、彼氏くんから聞いた話より勝手に類推補完して紹介すると
小・中学時代
男子の中で「エロ本のターミナル」的ポジションにいた模様。色恋とは縁なし
高校時代
工業高校に進学し周りから女っ気が消える。
授業時間を睡眠にあてバイトに精を出し、残りの時間を2chとゲームに費やす
社会人時代
個人経営の小さな工場（多分）に就職。周りはおっさんばかり。
事務の女の子もいたけど、天然なのか嫌われてるのか、会話が成立せず。
「大学に行けば彼女なんて自動的に出来るもんだ」と思ってたのに、進学した友人も「イナイ歴＝年齢」で戻ってくる
休日はそんな友人たちとまったりゲーセン・カラオケ・ネットなどして過ごす
という感じ。まさに「私の知らない世界」です。女と接点がないのだから当たり前か。
彼氏くんもそういう生活にとくに不満を感じることもなかった模様。というのも、多感な時期に両親がケンカを繰り返し離婚に至るまでを目の当たりにしてきたせいか、恋愛や結婚に対し夢や希望を抱いたりしなかったようです。２０歳ごろに書いた日記*1では、終のすみ家とすべく１ルームマンションの購入を本気で検討していたり*2、私と出会う直前のｍｉｘｉ日記でも恋愛バトンに対して「恋愛と結婚は別」「俺より家事を器用にこなせる人なら*3結婚しても良いけど」「っていうか既に脳内嫁が７人（略」てな感じ。
そんな彼氏くんと私が初めて会ったのは車オフなんですけど、そのとき割と見栄えの良いお友達（友人内で唯一の彼女もち）を同伴してまして、後にそれについて「アイツを連れていけば女除けになると思って」と発言。お前、喪板の住人のくせに言ってることが訳わかんねーよ。
そんな「彼女つくりてー」オーラの一欠けらもなかった彼氏くんですが、たまたま目の前の席に座ってた私に自分のオーダーしたピザを一切れすすめ、それを私が素直にもらって食べた*4ことにより何故か突如として恋愛スイッチが入ってしまった模様（あ、こんな話書いちゃって良いのかしら）。おまえ今までどんだけアレやねんっていう話ですよ。
それがきっかけとなり、ｍｉｘｉ経由で「今度食事でも」というお誘いメッセージが届き、一緒に食事してドライブしたら今度は「しろくまの理想の男性ってどんな感じ？」「俺、そういう男になりたいよ」などと胸キュンなメッセージを寄越し、ついで「俺、オタクやめるから！」と頼んでもないのに勝手に宣言し、その週のうちにオタ友達に部屋を開放してオタグッズをあらかた処分しちゃう勢い*5。こちらが「おおおおおおい、ちょっと待てうちらまだ一緒に食事しただけだよ？」って慌てる勢いですよ。びっくりした。
つまり、何が言いたいのかっていうと、非モテだ喪男だとあれこれ悩んでネガティブになってる人が多い（ような気がする）ネット界隈ですが、慌てたりあせったり無理したりしなくても、何なら彼女をつくろうなんて気持ちがひとっかけらもなかったとしても、そういうサプライズが突然降ってくる可能性がありますよって話。ま、私は喪男でもないし彼の心のうちなんて知りようもない訳で、説得力のカケラもありませんけどね。しかも彼氏くんの話は激しく極端な例だという気もする・・・まぁ事例の一つということで。
彼氏くん本人がこの話を書けばもっと有意義な情報を盛り込めるかと思うのですが、何せヤツは自分の書いたものに対して人からアレコレ言われるのがキライで（苦笑 それがもとでｍｉｘｉを退会したぐらいです。サイトを作っても掲示板も設けずコメント欄も作らず、ましてブログなんて興味もないとか、とにかくＷｅｂ2.0の時代は性にあわないようです。勿体ない、面白い文章書くのにな。
そんな彼氏くんですが
ここだけの話、つきあい始めた当初はもう、歩きながら道端にタンを吐いたり、食事中に平皿に直接口をつけてかっこんだり、事件の話をきけば「あ〜、あそこの住民は民度が低いからね」などとお前何様発言を繰り返す状態。しゃべり方も最初はなんだかオタク口調でした*6。とにかく人目を気にする習慣がなかったようで、なんていうか野生のイキモノって感じでした。。正直、「つきあうなんて言っちゃったけど、選択を誤ったかも・・・でもいまさら断りにくいし・・・」なんて真面目に悩んだ時期もありました。三日ぐらい（笑。あんまり悩み続ける体力がないんだよ。
とにかく、半年で彼氏くんが見違えるように成長してよかった、ホントによかった。
ですから。もしサプライズが訪れたときそれをちゃんと掴めるように、掴んだものが離れていかないように、日ごろより最低レベルで良いのでマナーを守り、多少なりとも見た目が良くなるよう気遣うことをお奨めします。
つかアレか、それは人として当然とかいうレベルの話か。最後まで極論ばっかりで参考になりませんでした。とりあえず最後ぐらいはバレンタインらしく、チョコレートを置いときます。
つ■ このエントリを読んだ方のもとに、ステキなサプライズが訪れますように。
*1：まだｗｅｂに残ってた（笑。
*2：後に実家（現在わたしが居候してるマンション）に一人で住んでいた妹が就職して上京したため、実家に転居。この一家は何だか出入りが激しい。
*3：親が不在がちだったので、炊事・洗濯・掃除はほぼカンペキにこなす。私よりもこなす（汗。
*4：メニューに載ってたいわゆる「キワモノピザ」だったので「味見したいなぁ」という目で見てました。そりゃもう素直にっつーか待ってましたの勢いで食べましたよ。
*5：友達に作ってもらったフィギュアとかは現存してる。今も私と同居してる。
*6：何がどうとかわかんないけど、なんかねばっこかった。
▲このページのＴＯＰへ HOME > Ψ空耳の丘Ψ47掲示板
フォローアップ:
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。