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(回答先: ウィキペディア頼み、誤答続々 米大学が試験で引用禁止：asahi.com 投稿者 kokopon 日時 2007 年 2 月 24 日 11:03:58)
大田竜氏は自らの著書「天皇破壊史」で、「ヴァチカンの虐殺」を著したエリック・フェルプスの「島原の乱」に関する記述を紹介している(97-98頁)：
イエズス会は戦う事なしにその保持する戦力の一片たりとも決して断念していない。1637年イエズス会は将軍の切支丹禁止令を力で阻止するべく反乱軍の組織かを扇動した。日本人カトリック教徒3万人からなるこの軍隊は宗教戦争を宣言し公然と将軍に対して反乱を起こした。彼等は、島原海岸の廃城を占拠してそこでスペイン艦隊の支援を待った。そのスペイン艦隊がイエズス会と彼らの反乱軍を増強するはずであった。しかし、将軍の軍勢はプロテスタント派オランダ歓待の支援を得て島原城とそこに立てこもる反乱軍を壊滅させてイエズス会の企図を挫いた。
投稿者のコメント：
フェルプ氏の言はWikipediaの記述と整合している。とすれば、ニューヨークタイムスのWikipedia記述に関する指摘には、なにがしかの政治的背景があるのかもしれない。
下記で、フェルプ氏のこの著作への幾つかのレビュを見ることができる。毀誉褒貶相半ばしている(現投稿者はこの著作をまだ読んでいない）。
Vatican Assassins: Wounded in the House of My Friends (Paperback)
by Eric Jon Phelps (Author)
http://www.amazon.com/gp/product/customer-reviews/0970499906/ref=cm_rev_sort/002-8039518-4606446?customer-reviews.sort_by=-SubmissionDate&x=10&y=11&s=books
さて、太田竜氏は、近年の日本を取り巻く政治環境を「イルミナティ世界権力による縄文日本スメラミコト破壊工作」と捉えている。その思いが高じすぎた故か、「天皇破壊史」の最初の一・二章で展開する6-8世紀の日本古代史記述はやや杜撰のようだ。孝明天皇のあたりになると説得力がある。
しかし、「だから、現情勢下では天皇制は護持すべきである」との主張に賛同するには、現投稿者は躊躇がある。
300万余の日本人が先の戦争で天皇の名の下に命を奪われ、宮本顕治氏はどうかしらないが、
http://www.gameou.com/~rendaico/miyamotoron/miyamotoron.htm
小林多喜二、野呂栄太郎は天皇制のもとで虐殺されている。
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フォローアップ:- Re: 島原の役 無明 2007/2/27 00:20:53
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