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「ピーターラビット」翻訳、明治39年の日本語版が最古 [読売新聞]
http://www.asyura2.com/07/bd49/msg/123.html
投稿者 white 日時 2007 年 5 月 13 日 01:56:35: QYBiAyr6jr5Ac
 

(回答先: 『ピーターラビット』世界最古の翻訳版 日本で発見 [アメーバニュース/ロイター] 投稿者 white 日時 2007 年 5 月 13 日 01:53:54)

□「ピーターラビット」翻訳、明治39年の日本語版が最古 [読売新聞]

 http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20070509it07.htm

「ピーターラビット」翻訳、明治39年の日本語版が最古
 世界で愛読されている英国の絵本「ピーターラビットのおはなし」の日本語訳が、これまでに確認されていた大正時代より早い明治時代に作られていたことが、河野芳英・大東文化大教授(英米文学)らの調査でわかった。

 英語からの翻訳では、最も早いとされてきたオランダ語訳より6年も早く、最古になるという。河野教授は、研究者でつくる国際的な学術団体に報告する予定だ。

 調査したのは、ピーターラビットの歴史を研究している河野教授と、愛好家の小林和子さん、利部(かがぶ)由理子さん。

 河野教授によると、日本語訳は、1918年(大正7年)に児童雑誌「子供之友」(婦人之友社発行)に掲載されたものが最古とされていた。ところが、今年4月末、国立国会図書館で古い文献を3人で調べた結果、それより12年早い1906年(明治39年)11月、読売新聞社の前身である日就社から発行された「日本農業雑誌」に、「お伽(とぎ)小説 悪戯(いたづら)な小兎(こうさぎ)」というタイトルで掲載されていたことが判明した。

 訳者は、元新聞記者で旅行作家の松川二郎。原作者のビアトリクス・ポター(1866〜1943年)の名や出典名は明記されておらず、主人公もピーターではなくペターだが、原画をまねた挿絵を使い、登場する仲間のウサギの名前もほぼ同じ。農夫の「マグレガーさん」を「杢平爺(もくべいぢい)さん」と呼ぶなど、日本人向けのアレンジも加え、6ページにまとめている。

 河野教授は「出典・引用は書かれていないが、『ピーターラビットのおはなし』のストーリーをほぼ正確に伝えている。当時の出版状況を考えると翻訳と言って差し支えない」としている。

 ポターが手がけたシリーズの第1作「ピーターラビットのおはなし」は1901年に英国で自費出版され、翌年、商業出版されて人気が広がった。それからわずか4年後に、日本では紹介されていたことになる。

 これまで研究者の間では外国語訳の最古は1912年のオランダ語訳というのが定説だったが、河野教授は同書の外国語訳の歴史を塗り替える事実だとして、近く研究者の国際学術団体「ビアトリクス・ポター協会」(本部・ロンドン)に正式に報告するという。同協会の役員を務める吉田新一立教大名誉教授は、「ポターが次々と作品を生み出していた時期に、東洋の国でも既に紹介されていたことは、世界的に注目される発見だろう」と話す。

(2007年5月9日14時33分 読売新聞)

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