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英音楽誌Q、「史上最高・最低のセカンド・アルバム」発表。 [Narinari.com]
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投稿者 white 日時 2007 年 5 月 13 日 20:49:39: QYBiAyr6jr5Ac
 

□英音楽誌Q、「史上最高・最低のセカンド・アルバム」発表。 [Narinari.com]

 http://narinari.com/Nd/2007057423.html

英音楽誌Q、「史上最高・最低のセカンド・アルバム」発表。

Web posted at: 2007/05/13 07:34
Written by コジマ

ザ・フラテリスやザ・ビュー、クラクソンズなどイキのいい新人が続々と登場しているロック・シーン。今年はブロック・パーティー、カイザー・チーフス、マキシモ・パーク、クラップ・ユア・ハンズ・セイ・ヤーなど、2005〜06年にアルバム・デビューしたバンドが続々と第2作をリリースしている。俗に「2枚目のジンクス」といわれるほどセカンド・アルバムで評価を落とすミュージシャンは多いけれど、昨年のカサビアンやジェット、レイザーライトら同様、今年リリースされている2作目群もなかなかのクオリティを保っているのだ。

そんな中、英国を中心に、世界的な注目を集めているアークティック・モンキーズのセカンド・アルバム『フェイヴァリット・ワースト・ナイトメア』がついに発売された。同時期にアヴリル・ラヴィーンやニーヨ(こちらもセカンド)のアルバムがリリースされたため、日本や米国では苦戦しているようだけど、本国では堂々の初登場1位を記録。発売初日に8万5000枚を売り上げるなど、ファースト以上の人気を得ているのだ。

こうしたことから、英国の月刊音楽誌Qが「2枚目のジンクス(Difficult second album syndrome)」と題した特集を実施。史上最高・最低のセカンド・アルバムを10枚ずつ発表した。

まずは、最高のセカンド・アルバム。

1. ニルヴァーナ 『ネヴァーマインド』
2. ボブ・ディラン 『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』
3. オアシス 『モーニング・グローリー』
4. レッド・ツェッペリン 『レッド・ツェッペリンII』
5. パブリック・エナミー 『パブリック・エナミーII』
6. ヴェルヴェット・アンダーグラウンド 『ホワイト・ライト/ホワイト・ヒート』
7. エミネム 『ザ・マーシャル・マザーズ LP』
8. ラモーンズ 『リーヴ・ホーム』
9. ザ・ビートルズ 『ウィズ・ザ・ビートルズ』
10. レディオヘッド 『ザ・ベンズ』

うむむ、ぼくの大好きなアルバムばかりが選ばれていてゾクゾクしてしまったのだけど、すべて衝撃的なデビューを果たした第1作に劣ることのない作品。1位のニルヴァーナに至っては、1作目『ブリーチ』を超えるアルバムと評価されているのだ。かなり納得できるランキングではないだろうか。

ぼくがこのほかにランクインさせるとしたら、デヴィッド・ボウイの『スペイス・オディティ』やレッド・ホット・チリ・ペッパーズの『フリーキー・スタイリー』、リンキン・パークの『メテオラ』、ザ・ホワイト・ストライプスの『デ・ステイル』、ザ・リバティーンズの『リバティーンズ革命』あたり。ゴリラズの『ディーモン・デイズ』やジェットの『シャイン・オン』、アークティックの『フェイヴァリット・ワースト・ナイトメア』も入れたいのだ。

続いて、最低のセカンド・アルバム。

1. ストーン・ローゼズ 『セカンド・カミング』
2. エラスティカ 『ザ・メナス』
3. ザ・ダークネス 『ワン・ウェイ・チケット・トゥ・ヘル…アンド・バック』
4. クラッシュ 『動乱(獣を野に放て)』
5. ブラック・グレープ 『ステューピッド、ステューピッド、ステューピッド』
6. ザ・ストロークス 『ルーム・オン・ファイア』
7. ザ・ジャム 『モダン・ワールド』
8. レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン 『イーヴィル・エンパイア』
9. ジェフ・バックリィ 『素描』
10. トリッキー 『プレ・ミレニアム・テンション』

1作目が最高のファースト・アルバムであることは衆目の一致するストーン・ローゼズだけど、作風がガラリと変わったセカンドに関しては評価が分かれるところ。5年もかけて作られたアルバムだけど、ぼくもこの『セカンド・カミング』はどうも好きになれないのだ。クラッシュのセカンドは決して悪くないものの、前後の『白い暴動』や『ロンドン・コーリング』が傑作すぎて印象が薄いのかも。「トミー・ガン」や「イングリッシュ・シビル・ウォー」など名曲がたくさん入っているんだけどなあ。

また、ザ・ダークネスやストロークスなど、比較的新しいバンドまでランクインしている。ストロークスの『ルーム・オン・ファイア』も、クラッシュ同様、前後の作品が良すぎて目立たない存在となっている。このアルバムのレビューに星5つを与えたというQ誌は〈「レプティリア」は彼らのベスト・ソングの1つかもしれない〉と評価しながらも、〈『イズ・ディス・イット』に比べて全体的なまとまりのないアルバム〉と断じているのだ。

このランキングには入らなかったけど、最近聴いた期待外れのセカンドと言えば、ジ・オーディナリー・ボーイズの『テン・イージー・ステップス〜欲しいものを手に入れるための10ヶ条』。邦題とともに、かなり残念な内容だったのだ。

一部を除いて見事に「2作目のジンクス」を跳ね返している04〜06年デビュー組だけど、今年の新人たちはどんなセカンド・アルバムを繰り出してくるのか、これからも楽しみなのだ。

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