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世界のシュミレーション(@TRUTH)
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投稿者 熊野孤道 日時 2007 年 6 月 15 日 17:57:59: Lif1sDmyA6Ww.
 

(回答先: Re: 「日本ピラミッドの機能」のURL訂正 投稿者 熊野孤道 日時 2007 年 6 月 15 日 17:55:39)

http://csm.cocolog-nifty.com/blog/2007/01/index.html#entry-6606159

2007年1月23日 (火)

世界のシュミレーション

当ブログの読者諸氏に一番多い誤解が、柱を立てるのが最終目的でそれが終わったらこのブログも無くなるだろうということだ。柱は世界平和のための手段に過ぎない。本当に大変なのはその後始末だ。

これから書く内容は、あくまで最悪の事態を想定した上でのシュミレーション。未来は予測不可能なのでこの通りに事が進むとは限らない。それを踏まえて読んでもらいたい。

現在進行中のシュミレーションが終了次第、大西洋海底のムーの祭壇に1万2千年ぶりに柱が復元される。
予想される影響はレプリカを用いた実験で検証済みであるが、当然人工衛星にも海底から放射される赤外線が映るのでアメリカがいち早く察知する。オゾンホールの消失や、ここ2千年で急速に衰えつつあった磁場が回復・強化されることによりバン・アレン帯の防御力が格段に上がり、ガンの発生率が今の半分になるなど恩恵は大きい。
結界の効果はいきなりではなくゆっくりと現れるので、完全に柱が機能を回復する前にアメリカが覇権を握るべく動き出す。月で鉱石を掘るために有人ロケットを飛ばし月面に人を送り込むのだ。

これを妨害するため英国が同じく有人探査機で人を送り込み邪魔をするのである。それもただの軍人ではなく、世界各国の特殊部隊の手本となった、世界最強のS.A.S精鋭が宇宙ロケットに乗り月面へ行くのだ。まるでジェームスボンドだ。メディアに流れない月の裏側まで追ってきた英国工作員はアメリカの邪魔をして、その次の国連会議で
アメリカはイギリスに自国のエコロジーな発電所建設計画を妨害されたことを発表し、最初イギリスは一方的に袋叩きとなる。そして話し合いは決裂し、まずイギリスが国連脱退を表明する。
さらにアメリカ嫌いのEU諸国がイギリスに続いて次々と国連から去っていく。
ここでイギリスは声明を出す。ブレア首相と王室のチャールズ、バチカンのローマ法王ベネディクト16世が一同に会し全世界に向けて宣言する。
議長である法王自らが、「キリスト教は率先して全人類の平和のために新たな連合を作る。これに反対する者はキリスト教徒とは認めないから。」とはっきり言い切ってしまう。これによりEU以外のキリスト教国が連合に加わる。この時点でイギリス・バチカン連合対アメリカの構図が出来てしまうのだが、仮に首相やチャールズが議長であったなら、シークレットサービスがすぐさま指示を出して暗殺部隊を送るなり、人工衛星からレーザーで殺すなりどうにでもなる。ところが法王が議長となるとそうはいかない。

アメリカが発電所計画を妨害され拳を振り上げたのはいいが、
振り下ろす相手は、ローマ法王だ。

アメリカにキリスト教徒が何人いる?

全人口2億人のほとんどはキリスト教徒だ。

シークレットサービスも議員も海軍特殊部隊も、みんなキリスト教徒。

合衆国が軍事力を行使するためには大儀名分で世論を説得し、議会の承認を得る必要がある。堕胎の解釈であれだけ議会で揉めたのに、バチカンめがけてミサイルを撃ち込んだり法王を暗殺する計画に誰が賛成するだろうか?もしそこで賛成しようものなら、その議員は次の日曜のミサには出られまい。アーメン。
ただでさえ近年やりすぎの感が強かった合衆国のこと、そんなことをすれば完璧に悪者になるどころか、国内はもとより国外の無関係な国のキリスト教徒まで全部敵に回すことになるのだ。ロシアを含む旧ソ連諸国もロシア正教という分家なので当然入ってくる。以前バチカンが他宗派を全部キリスト教に認定し、他の宗教まで肯定したのもすべてこのための複線だ。

これで終わりではなく、アメリカを武力抜きで降伏させるべく、さらなる窮地へと追いやる出来事が起こる。

インドが突如として国連脱退し、イギリス側についてしまう。
インドにいる仏教界の指導者的立場にある高僧がバチカンに赴き、「世界平和のためなら仏教も協力する。この連合に入らない国は仏教国として認めない。」と宣言する。インドは仏教と同時にヒンドゥー教の国でもあるので、ヒンドゥー教もセットでついてくる。
ここで周辺の仏教国もほとんど連合に入ってしまう。ところが世界制覇を狙う中国がゴネて長期化する可能性が強い。しかしアメリカを倒すという利害は一致しているので最終的に引き入れることは不可能ではないと見ている。そして最後に残るのが中東の産油国だ。これらの国もアメリカが発電所を作れば石油が売れなくなることは目に見えているので何だかんだ言ってこちら側につくしかなくなる。さらにこのドサクサに紛れてイスラム教やユダヤ教も転がり込んでくる。南極では各宗教の上層部の人間が円卓を囲んで毎日会議を開いている。いきなりキリスト教と協力しろといってもパニックになるので、彼らが前もって根回ししておくのである。

これでキリスト教、仏教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンドゥー教の5大宗教が結束するという前代未聞の事態となる。これは今までの人類史上稀に見る快挙ではないだろうか。

こうして世界は1つになる。中東相手にアレだけ苦労したアメリカが全世界相手に戦いを挑んで勝てるはずもなく、降参するしかない。儲け話も世界征服もパアになり、本当にタダで電力を供給するだけの国になってしまうのだ。

そして、そのとき日本は?

つづく

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