★阿修羅♪ > 議論25 > 262.html
 ★阿修羅♪
移植医療の推進は社会運動(藤堂 省先生/北海道大学大学院医学研究科消化器外科・一般外科教授)
http://www.asyura2.com/07/dispute25/msg/262.html
投稿者 パルタ 日時 2007 年 2 月 05 日 10:30:23: BeExvDE2jO5d2
 

(回答先: 実に悩ましい問題/阿修羅に集う方々のご意見を承りたいところです。 投稿者 張良 日時 2007 年 2 月 03 日 15:15:41)

「脳死」・臓器移植に反対する関西市民の会
 和田心臓移植事件に対する 
日本弁護士連合会の警告
調査報告書(要旨)
(1973年3月23日)
http://fps01.plala.or.jp/~brainx/wada_case.htm#二 調査の経過より抜粋転載
>現在の医学教育では蘇生術は麻酔学で教えている。また、蘇生術に関することは、麻酔学の教科書に書いてある。外国の麻酔学書にも Rescusciation として蘇生法のことが書いてある。また、現実に蘇生術は総合病院では麻酔科が担当している。当然のことながら総合病院に溺水患者が運ばれれば、先ず第一に麻酔科の医師にコールがかかるのが常識である。
>蘇生ということに重点をおいて見たとき、高圧酸素療法適応として送られた患者を高圧酸素療法は効果がないと判断したなら、麻酔科に任かせるのが当然である。ところが本件の場合は、それがなされなかったのである。

厚生労働大臣 坂口 力 殿 宛要望書
http://fps01.plala.or.jp/~brainx/cease.htm
>昨年から今春にかけて、日本弁護士連合会は、大阪府立千里救命救急センター、高知赤十字病院、古川市立病院での各々の臓器摘出事例について人権侵害の事実を認め、各医療機関に対して勧告を発している。
>上記の三医療機関すべてに対して、「無呼吸テストは、治療手段ではなく、他の脳死確認のテストと比べて身体への侵襲程度がはるかに大きく、不整脈等を生じさせる危険を有するほか低酸素血症をきたす危険性も存するものである」としたうえで、その無呼吸テストを、「臓器の移植に関する法律の運用に関する指針(以下、ガイドライン)」や「臓器の移植に関する法律施行規則(以下、規則)」を無視して行ったことで、患者の身体への侵襲行為をなして、その人権を侵害したと明言している。加えて、古川市立病院に対しては、脳幹反射(前庭反射の消失)検査を正確に実施しなかったことで、「患者の生命徴候を見落とした危険を無視することはできず、しかもそれらは患者の真意に反し自己決定権を侵害したものであり、人権侵害である」と断じている。

脊髄損傷(中国)国際回復支援センター
http://www.spine-damage.com/

中国国際臓器移植支援センター
緊急報告!!
http://www.zoukiishoku.com/より抜粋転載
> 11月16日国内有力紙に掲載された中国衛生部発表の記事に関してご報告申し上げます。 この度中国衛生部では内外移植斡旋ブローカーの排除及び国内患者に対する優先処置を勧め る為外国人患者の移植を禁止すると発表致しました。
> 本日、センター代表は政府関係者と面談し、今後の対応について協議致しましたが、恐ら く来年早々よりこの案件は厳しく施行されるという回答がありました。                                
腎臓移植 ご希望の患者様へ
http://www.zoukiishoku.com/list/szyzxw.htm
臓器移植の現状
http://www.zoukiishoku.com/list/japanyizi.htmより抜粋転載
> 今年(2006年)春、中国における移植実績は、過去総数85,000件を記録し、このうち2005年度実績は12000件と公表されました。
> 詳細報告では、中国の 2001 年度統計資料によりますと国立病院を始め 29 の省(市、区)でおこなわれた臓器移植実績は腎臓移植だけでも 累計40,393件、一年間で 5,561 件以上おこなわれていることがわかります。年間 100 例を超える移植手術が可能な病院は 18 病院あり、現在ではアメリカに次ぐ世界第二位の地位にあります。
中略
> 一般論として医療設備や介護の体勢等は先進国にくらべると問題が無いわけではありません。しかしながら臓器移植に措ける術式等の体制は世界的に確立されており、中国がその点で特に遅れているということは全くありません。 現在よく知られていないようですが、日本から余命半年以内と宣告された患者の多くは担当医師の指導によって異なりますが、毎年数十名の方が中国へ来て臓器移植をうけているのが現実です。

日本移植支援協会
専門家の意見
埼玉医科大学 心臓血管外科 
許 俊鋭 先生
http://www.ishokushien.com/より抜粋転載
>心臓移植に替わりえる人工心臓が現時点で世界に存在しないことは確かです。世界に人工心臓の力を借りて6年以上生存している患者さんがおられます。しかし、これはチャンピオン記録であり、私どもの施設では一年以上生存されるLVAS装着患者さんは50%強であり、3年以上の生存はありません。欧米のようにLVAS装着後2〜6ヶ月以内に殆どの患者さんが心臓移植を受けることが可能な社会ならば、現状のLVASの性能(=耐久性)でも私どものLVAS患者さんの80%は心臓移植により救命されることになります。
>しかし、わが国の現状では、心臓移植に到達するためには最低2年以上に亘り患者さんの命を支える人工心臓が必要です。現時点で、健康保険で使える補助人工心臓は30日使用を目標に開発された東洋紡補助人工心臓だけであり、30年前の開発時点では一ヶ月以上の連続使用は想定されておりません。それ故、東洋紡LVASで心臓移植に到達するのは大変なことで、もっともっと優れたLVASが必要です。最近わが国で開発された植込み型LVASにサンメディカル社のエバハート(EVAHEART)とテルモ社のデュラハート(Duraheart)があり、本邦ならびに欧州で臨床治験が開始されました。小型で強力なこの2つの補助人工心臓はわが国の重症心不全治療に革命的な進歩・発展をもたらす可能性があります。


沖縄県臓器移植推進協議会 第一回講演会
http://www.transplanet.okinawa.med.or.jp/
日時  2003年2月8日(土)午後6時〜講演

1)『生体臓器移植の功罪』
岩月 舜三郎 先生
(元ピッツバーグ大学 医学部外科教授)

2)『北海道移植医療推進協議会の活動について』
藤堂 省 先生
(北海道大学大学院医学研究科消化器外科・一般外科教授)

3)『臓器移植あれこれ』
里見 進 先生
(東北大学大学院医学系研究科外科病態学講座先進外科学分野教授)

4)『膵腎同時移植の現状』
杉谷 篤 先生
(九州大学医学部附属病院腎疾患治療部講師)
生体臓器移植の功罪
〜健康な人、害さないで〜
岩月 舜三郎 先生より抜粋転載
> 移植医療に携わって三十年余になる。当時、米国のドナー(臓器提供者)の 状況は、今の日本より悪かった。脳死のドナーはほとんどいなくて、家族を脅しすかして 移植する状況だった。
>無期懲役の囚人に減刑するからと、腎臓を提供させたこともあった。
>今、米国では一年間に一万人ほど脳死を中心とした臓器提供がある。そのうち血縁関係者 からの生体移植は千人弱。日本では脳死の提供者は年五人ほどで、心停止後を含めても二百人 足らず。生体移植のために、腎臓と肝臓を合わせて家族など約千人の健康な人が犠牲になっている。
 北海道移植医療推進協議会の活動について
〜意識改革の必要痛感〜
藤堂 省 先生より抜粋転載
>日本人などの外国人が米国に移植手術を受けにくる一方で、多くの 米国人が手術を待つ間に亡くなっている。そういう状況を目の当たりにして、 米国から日本に帰ってきた。
>移植医療の推進は社会運動であり、1.医療関係者の提携、2.行政のサポート、 3.地元財界の支援、4.メディアの活用、5.地域に住む人々の意識改革、この五つの 柱が必要だ。
 臓器移植あれこれ
〜カードが普及に貢献〜
里見 進 先生
膵腎同時移植の現状
〜生の喜びにあふれる〜
杉谷 篤 先生より抜粋転載
> 一九九七年に臓器移植法ができてから、日本で膵臓移植を受けたのは 十人。十代でインシュリン依存症の糖尿病を発症すると、三十代で合併症の 腎不全になり、四十代で亡くなる。そうした患者を対象に、膵臓と腎臓を 同時に、または膵臓だけを移植する。
中略
>ある日、廊下で年配の女性らしき人に声をかけられた。私は全盲なので どんな方か分からなかった。「夫から腎臓を移植してもらおうと思ったけど ダメだった。あした家に帰ります。あなたは若いんだから頑張って」。 自分の幸運に舞い上がり、無念のまま退院する人もいるとは考えもしなかった。 その方のやさしい声に、ただ素直にきちんと生きようと決めた。

 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ      HOME > 議論25掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。