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れんだいこのカンテラ時評306【日本左派運動の致命的誤り考】
http://www.asyura2.com/07/dispute25/msg/695.html
投稿者 こげぱん 日時 2007 年 6 月 23 日 23:05:26: okIfuH5uFf.Lk
 

http://otd10.jbbs.livedoor.jp/1000013618/bbs_plain

Re:れんだいこのカンテラ時評306 れんだいこ 2007/06/23 21:18

【日本左派運動の致命的誤り考】

 れんだいこは、学生運動も含め日本左派運動の致命的な誤りに気づいている。今日かっての隆盛に比して落ちるところまで落ちた感のある日本左派運動であるが、この致命的な誤りに気づかない以上は仕方ない、否むしろ日本左派運動が下手に革命に成功しなくて良かったと思っている。以下、これを記しておく。

 こういう場合はいきなり結論を書いた方がよい。日本左派運動の致命的な誤りは、西欧史の今では世界史の真の抗争軸に無知過ぎることにある。真の抗争軸は経文的な階級闘争にあるのではない。それははるか長期の視野に立てばそうであるかのように概括できるというだけで、実践的には殆ど何の意味も無い。

 眼前の喫急焦眉の真の闘争は、ユダヤ的ネオ・シオニズムと諸々の在地権力の植民地化されるか主権を維持するかの闘争である。日本左派運動はこのことを認識していない。日本左派運動はこれまでも今も、歴史上もっとも危険で悪質残虐非道なネオ・シオニズムに対して何の見識も持ち合わせていないという無防備な状態にある。ネオ・シオニズムとの闘争の重大性に比較すれば、国内的な利害闘争は従たるものでしかない。

 れんだいこがなぜこのことを訴えるかというと、ここを理解しないと、現下の政治闘争、経済闘争、文化闘争の抗争軸がみえてこないからである。抗争軸の見えていない中で正義運動してみても、足元をすくわれてしまう。それは悲劇であり喜劇になる。今我々が闘う対象は、ネオ・シオニズムの日本溶解政治に対してであり、日本植民地化に対してであり、日本傭兵化に対してである。これらは皆ネオ・シオニズムが意図的に策動しているところのものであり、我々は己を知り敵を知り正しく対処せねばならない。改憲は当然この狙いから導かれているものである。

 ところで、ネオ・シオニズムというのはれんだいこの造語である。世上のネオ云々用語に模して使っている。ネオ・シオニズムをより正確に規定すると、18世紀後半にロスチャイルド1世の秘密講義録を元にして作られた「シオン長老議定書」マニュフェストに基づくユダヤ教現代パリサイ派即ちロスチャイルド派の世界支配運動であり、それはサタニズムとシオニズム運動を特質とするということになる。

 世上では、陰謀主義についてマキャベリズム、ユダヤ人迫害及び世界征服思想についてナチズム、強権的統制的大衆運動についてファシズムをもって代名詞としており、左派圏内では議論の余地無く悪いものである。が、れんだいこの見るところネオ・シオニズムこそ近代史以降のあらゆる悪行の本家本元であり源泉であるように見える。これらの悪行は全てネオ・シオニズムの内に胚胎しており、現に今もなお至るところで確認することができる。彼らは、陰謀、金融支配、テロリズム、暗殺、拷問、虐待、差別、収奪、奴隷、規制等々あらゆる手段を駆使しており、事故に都合のよいような動乱、革命を引き起こし、反対の場合には情け容赦ない強権弾圧をお見舞いしている。

 にも拘らず、世上ではネオ・シオニズム批判を声高にせず、マキャベリズム、ナチズム、ファシズム、スターリニズム、テロリズムその他その他を造語してそれの批判に向かっている。なぜこういうことが起こるのかと云うと、現代世界を牛耳っているのがネオ・シオニズムであり、彼らが情報コントロールしているせいである。その為に彼らはメディア戦略を重視する。今ではいわゆる先進国のメディアは総じて彼らの支配下に有り、彼らが欲することは大々的に喧伝し、批判し、不都合なことは隠蔽する。最近の松岡農相変死事件の自殺認定、事件隠しはこれの為せる技であろう。恐らく不都合な何かがあった筈だ。

 日本左派運動は、世界の左派運動も含めて、このネオ・シオニズムのコントロール下にある。日本左派運動が、明治民権運動の頓挫以来乗り換えたマルキシズムにしても、ネオ・シオニズムのコントロール下で創造され運動展開されてきた気配が認められる。日本左派運動は、このことを知らなさ過ぎる。敢えて云えば、マルキシズムは、ネオ・シオニズム左派のようなもので、ネオコンは逆にネオ・シオニズム右派に位置する。マルキシズムとネオコンは左派右派の違いが有るが同じ土俵に乗っている。

 マルクス自身がこのことをどこまで承知していたのかは分からない。但し、かの階級闘争論、史的唯物論のものの見方考え方は明らかにパリサイ派のものであり、その観点から近代的諸科学の成果を吸収して理論化したものである。違いを見つけるとすれば、パリサイ派のそれがユダヤ教的選民主義に立脚しているのに対し、マルクスのそれはその狭い枠組みから抜け出ようとしていることにある。しかし、マルクスは、実践局面に入ると露骨にセクト主義に陥ったし、排他独善的であった。我々はそろそろこういうことを客観相対化せねばならないだろう。

 そういう目で見ると、マルキシズムの国際主義が、ネオ・シオニズムの「シオン長老議定書」マニュフェストに基づくワン・ワールド思想に帰一していることに気づかされる。マルキシズム国際主義インターナショナルは、コミンテルン、コミンフォルムを生み出したが、盟主ソ連に拝跪する統制運動に堕し、それは各国各地の在地主義的左派運動の創出と発展に重大な損失を与えた。

 我々は未だその被害を直視し得ていない。つまり、西欧被れから抜け出ていないように見える。「西欧被れ」とは、西欧に通暁することを否定しているのではない。西欧に大いに通暁すべし、されども西欧の価値基準を良しとする勿れという意味である。ちなみに、この場合の西欧とは、ユダヤ的という意味で使っている。今日今なお「西欧被れ」から抜け出ていないように思われる。というか現代パリサイ派の思惟様式がますます汚染しつつあるというべきか。

 なぜこれを発信するのか。我々の闘う真の敵を見定めたい為である。ここが疎かにされていると思うからである。とりあえず以上ことを発信しておく。

 2007.6.23日 れんだいこ拝

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れんだいこ 人生学院
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