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<方法論>「第三勢力構築を」といったスローガンを掲げつつも、現状批判と代替政策の提示という正攻法でいく
http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/146.html
投稿者 heart 日時 2007 年 7 月 07 日 01:54:24: QS3iy8SiOaheU
 

(回答先: 間違いではないが、方法論が欠けている。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 7 月 04 日 06:32:15)

Kさん、レスありがとうございます。お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

>間違いではないが、方法論が欠けている。

正しい、間違いといった評価はこの場合適当ではありません。
アイデアに正誤はありません。
よいか悪いかという主観的判断しかありません。

方法論についてですが、「三大勢力の構築を!」もしくは、「第三勢力の構築を!(友人の案)」、といったスローガンによるキャンペーンを展開することが軸となります。これは、二大政党制とか、民主党vs.自民党という対立軸のみが喧伝される今、それに代わるものを提案することなしにはその動きを止めることはできないと思うからです。
広報戦略というやり方は、政権がよくやる手口でありあまり好ましくはないですが、小泉9.11選挙で実証されたように効果があることもまた事実である以上、こちらも、使ってみるべきだと思います。

そうした、小手先の戦略をとる一方で、正攻法ももちろんとります。
現状の問題の告発と、代替政策の提示です。

まず前者ですが、憲法改悪が一体何をもたらすのか、また、新自由主義が今世界中で何をもたらしているのかを明らかにします。
政権が憲法を遵守しないと何が起こるのか、また憲法無視の政治、司法が現実に何をもたらしているのかを説く。
経済至上主義、効率至上主義の新自由主義政策により、いかに人間が切り捨てられてきたか、そして、いかに、一部の財界人や成金だけが、他者を踏みつけにして「いい思い」をしているかを暴く。
何が問題なのかという点について、特にマスコミでは不足している情報を国民に広く提供していくことが求められます。

Kさんは私の言う「革命」が財界人の人権を無視することを意味するとおっしゃいますが、それは人権の意味を履き違えた議論です。人権とは他者を踏み台にして得るものではありません。隠遁希望者は別としても、他者とともに、他者のために生きるということを実践しようとする者だけが正当に有する、人として生きるために必要な権利を意味するものであると私は考えます。また、人権とは英語で「human rights」と言います。浦部法穂という憲法学者によれば、rightには「正しい」という意味がありますから、人権とは、人として正しいこと、と解釈できるとのことです。権利というよりは、正しいこと、なのです。人として正しいことはもちろん擁護しなければなりませんが、財界人の多くがやっていることは人として正しいことと言えるのでしょうか。私は言えないと思います。
私は何も、財界人が人として生きていけない社会を作ろうと言っているのではないのです。今のような他人を虐げることによって暴利をむさぼるというような、人の道に反した生き方は、他者の生(せい)を虐げる生き方であり他者の人権と衝突しますから、そのような生き方は「滅亡」させます。しかし、滅亡させるのはそうした生き方であって、人そのものではありません。財界人も安倍も含めて皆が、衣食住はもちろん精神上の豊かさも享受できるような社会をつくることが私の願いです。(まあ、その前に財界人や安倍にはお灸を据えたいですけどね)

次に、代替政策の提示ですが、これはつまり、現政権や第二勢力(=民主党改憲勢力)とは違う選択肢を示すということです。
憲法改悪に代わる選択肢としては、政府が現行憲法を、96条に定められているとおりにきちんと遵守する、ということです。単純に、これだけでいいと思います。今は権力者は憲法を守っていない。それに対する対案として、権力者に憲法を守らせる、というだけのことです。いわゆる護憲派には、「憲法を守ろう!」ではなく、「憲法を守らせよう!」という発想の転換をすることが求められると思います。「憲法を政府に守らせよう、遵守させよう!」とこそ、スローガンとして掲げるべきです。これこそ、「国民が主人公の政治」です。これは、国民一人一人の自尊心をくすぐるスローガンでもありますから、国民は乗ってくるはずです。
もっとも、憲法を政府に守らせるということの意味するところを分かりやすく説明できることが前提とはなります。
憲法を政府に守らせたらどんないいことがあるのか。
社会に、平和と人権が尊重される基盤が作られます。ただし、その基盤の上で、国民がどのように生きるか、それは、他者の平和と人権を脅かさない限り、国民一人一人の自由です。

念のために言っておきますが、憲法九条だけを叫ぶ護憲ではダメです。
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参照を:
共謀罪成立以上を意味する憲法改悪。九条しか問題にしない護憲派は本当の護憲派ではない。
http://www.asyura2.com/07/senkyo37/msg/426.html
投稿者 heart 日時 2007 年 7 月 01 日 22:44:38: QS3iy8SiOaheU

日弁連の宣言【憲法の中核は個人の尊重。九条はそのための一つの手段にすぎない】
http://www.asyura2.com/07/senkyo37/msg/428.html
投稿者 heart 日時 2007 年 7 月 01 日 23:22:17: QS3iy8SiOaheU
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では新自由主義政策に代わるものとは何か。
究極的には、私などは、経済的価値や効率性のみが判断基準とされる経済の仕組みを、非経済的価値や公正さがそれらよりも重要な判断基準とされる経済に変えたいと考えるわけですが、これはなかなか難しい。まずは、法人税引き下げの一方で所得税増税をするといった不平等な経済政策を、累進的な税制構造に変えて平等性を確保するといったような、改善的な政策案を提示するとかしかないかもしれません。
より革命的な改革案としては、
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私の理想の社会像(キーワードは地域コミュニティと自給自足)
http://www.asyura2.com/0601/dispute23/msg/185.html
投稿者 heart 日時 2006 年 3 月 28 日 11:42:38: QS3iy8SiOaheU
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を随分以前に提起していますが、すぐに実現できるものではないでしょうし、これが本当にいいかどうかも検討の余地が多々あるでしょう。別のもっといい社会像もあり得るでしょうし。


以上の、現状告発及び、(自民、公明、民主とは)違う選択肢を示すということをしつつ、「二大政党制ではなく三大勢力制を」、あるいは「第三勢力の構築を」といったスローガンを喧伝する。

これが私の方法論です。


>これはKの意見でしか無いが、heartさんのご意見は方向性では正しいと思う。
>問題は「それを為すためのプロセスをいかに構築していくのか?」だろうと思う。
>「護憲派の批判はしないほうが良いのか?」
>批判と誹謗中傷の区別はべつにして「批判のないところに前進もない」

このご批判は、私が

「 私はいわゆる護憲派政党及びグループを分断させようとは思いません。
もっと基本的人権の問題を出すべきではないかといった批判くらいはさせていただきますが、積極的に特定の政党(社民、共産、九条ネット、新社会党、etc.)を批判しようとは思いません。少なくとも選挙を控えた今は。」
http://www.asyura2.com/07/senkyo37/msg/580.html

と言ったことを念頭においたものだと思いますが、私は内ゲバを危惧して批判自粛を述べました。
また、今やるべきは組織批判ではなく、自民、公明、民主改憲勢力の政策を批判し、また新たな政策を提示することです。「第三勢力」内部での自己反省はもちろん必要ですが、内向きの批判よりも外向きの批判に重点を置くべきです。

>今の状況を作り出したのは間違いなく、護憲勢力の怠惰と、独りよがりな自己満足的唯我独尊体質がある。

それが今の状況を作り出した原因の一部であるとしても、それは言い出したらキリがないでしょう。
総括できずにここまで来ているものを、今更すぐにどうこうできる問題ではありません。
いったんはその問題は措くべきです。

>誹謗中傷はしてはいけないが、批判すべきところは批判し、正すべき所は正していかなければ「健全な前進にも繋がらない」と云う気がする。

もとより。ただ、物には順序というものがあります。重要度というものがあります。
今はその種の組織批判よりもやるべき重要な批判があるのですからそちらに集中すべきと思います。

>・・・民主党にも護憲勢力が存在している事も忘れてはいけない。
>将来的に民主党が護憲と改憲で割れる可能性もあるから、民主党の中の護憲勢力とはそれなりに友好の関係を構築していくと云う考え方も考慮する必要性があるのではないだろうか?

民主党を一つの組織とみるか、別々の信条をもった個人個人の集合体としてみるかの問題だと思います。
もちろんどちらの見方もすべきだと思うのですが、実際に国会や委員会で法案が審議されるときにはどう動くのかを考えるべきでしょう。
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民主党「護憲派」は過去に有権者を裏切ったことがある(Mr.くろぱんだのブログ 平和と未来)
http://www.asyura2.com/07/senkyo37/msg/431.html
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を見る限りは、私は、民主党を一つの組織として捉え、組織としての民主党がどう動くかということを基準に、今回の参院選における民主党に対する見方を決めるべきだと思います。
どう動くかを知るのは容易ではありませんが、下記のように民主党が動いてきたという事実は多いに参考にすべきでしょう:
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格差拡大を推進してきた民主党
http://www.asyura2.com/07/idletalk24/msg/352.html
投稿者 がんばふりーくす 日時 2007 年 7 月 03 日 09:02:53: 054FMsXY6knf2
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>護憲の切り口として「9条死守」と「人権憲法」の2つの側面があり、マスコミの「9条死守」だけへの誘導の中で「人権憲法」面へのアプローチを提起しているのは正しいと思いますが、その旗頭である護憲勢力側の「構成員への人権の配慮は?」と云う部分も考える必要性があるだろうとも思います。

護憲勢力側の構成員の人権について、私の意見の中でどこか配慮に欠けているところがありますでしょうか。少なくとも私が考える人権の定義に照らして考えたところでは思いつかないのですが。

>護憲勢力側が僅かな差異によって分裂している現状があります。
>その要因となっているものを見極め「是正」していかなければ、護憲勢力側は最終的に敗北するでしょう。
>党ではなく人を大切にしていくようにしなければいけないのだろうと思っています。

人でなく党を大切にしているのが護憲勢力側の分裂の原因だというご意見でしょうか。
組織を作る人、構成する人は普通、その組織を大切にしようとするものでしょう。
組織がなくなることもまた非現実的である以上(人とは似た者同士で群れる生き物)、組織だけを大切にするような政党、グループは論外としても、人、政策を大切にしている組織であれば、それでよしとしてよいのではないでしょうか。
ただ、組織間協力というものができるかどうかは重要なポイントでしょうね。
特に、社民、共産、九条ネットなどは政策・主義主張が類似しているのですから、もっと協力し合うべきでしょう。もっとも、社民党と共産党とでは、前者が日米安保を容認しているのに対し後者は容認していないという点で、根本的に大きな差があるという見方もできるでしょうが、当座の、憲法改悪を許さないという目的の上では、共闘すべきだと思います。組織内部の人間は、それでは自分の組織のコアの主張に傷がつく、と言うかもしれませんが、共闘してもコアだけは譲らなければそれでよいのです。似ているとは言え完全に意見が一致しているわけではない以上、どうしても譲れない点が出てくるのは仕方がありません。そこだけは譲歩しないということを条件に、共闘すればよいと思います。
政治の真の目標は党是の死守ではなく、人を幸せにする政策の実現なのですから。

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