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(回答先: 自己と向き合う事、そして、あらゆる煽動に対して冷静に対処する事。 投稿者 haru 日時 2007 年 10 月 08 日 19:43:47)
どうも。
＞ここ阿修羅内でも、多くの意見の差が表面化しておりますが、単なる誘導目的の投稿であるのか、ご本人の心の叫びであるのかどうかの判断は、各々の臭覚に任せられているものと思っております。
まあその通りですが、だからこそ私はうさんくささを感じたからそのまま書いているのです。もちろん外れている場合もあります。
簡単に言うと、ビルマ軍事独裁を支持して反欧米も支離滅裂なのです。以前投稿したようにトタルもユノカルも英国資本も軍事独裁下で活躍しているからです。ようするにブッシュもブラウンも今以上に自国の資本が進出するために「民主化」を叫んでいるだけです。こんなものは陰謀でも何でもありません。見た通りです。
もうひとつ、「民主国家」の米国が毎日国家テロを繰り返していることも常識です。これはある意味、軍事独裁国家がそれを毎日繰り返しているよりはるかに悪質です。民主主義とはそんな程度のものです。
まあそれでも「民主」下の米国だから一部の人がユノカルのビルマでの強制労働を正々堂々と批判できるのも事実です。利己的目的にあえば軍事独裁でも民主化でもどっちでもいいブラウンやブッシュの叫ぶ「民主化」と市民の求める民主化の違いが分かればそれでいいでしょう。
＞ところで、新大東亜共栄圏という言葉は魅力的な言葉だと思います。
いやそういう意味で使っていません。唾棄すべきものとしてですが･･･
＞しかし、新大東亜共栄圏というような言葉に幻想を見て、躍らされるような行いは慎むべきであると考えております。そのような行動は、新たな対立を生むものであり、それによって利を得る存在を喜ばせることになるからです。
そういうことです。･･･利己的目的だけで動いている中国もインドもロシアも多国籍企業と動機は同じでしょう。国民の財産のかっぱらいを正当化する市場原理主義の地球規模の蔓延の元では、中国、ロシアが「建前としての正義」を主張することもまず無くなりました。そういう社会で、もし強制労働で利益を得ているのが日本企業なら、その場合はそれを黙認するという立場を取る市民がいれば、それは悪徳企業と目くそ鼻くそです。
繰り返しになるが、基準を普遍的に適用することについて書きます。
私はビルマの軍事独裁を見ていると、国民に銃を向けた皇軍を思い出す。よってあの軍事独裁を一旦認めれば、皇軍をも認めざるを得ないだろう。すなわち満州移民を棄民して、その盾によって軍隊が生き残る、あるいは住民には集団自決をすすめながら、軍幹部は投降して生き残る。もちろん投降をすすめに来た住民は処刑する。
だから「影の闇」さんに聞けばいい。あなたは皇軍を支持するかと。又、朴正熙を持ち上げた人だから、もちろん侵略戦争をそれほど悪いと思っていない。それなのに、ビルマとの比較で侵略されたイラクを持ち出す。外交努力で解決できた事例も米国の一回目の侵略でイラクが滅茶苦茶になったのはある意味常識だ。その後の米英による空爆や米英主導の経済制裁でイラクは更なる惨状に陥る。だから、なおも今現在二回目のイラク侵略中の米英国家首脳がビルマを批判するのは馬鹿げている。事態はビルマ以上の惨状だからだ。おまけに奴らはその戦争犯罪人だ。
しかし市民の立場で見れば、ビルマの軍事独裁は最悪だ。要するにタンシュエもブッシュもブラウンも同類なのだ。このように事は簡単なのである。それでも利権や昔の大東亜共栄圏よ再びとかいう妄想などがからむと基準はもう滅茶苦茶になる。（まあ塩ビ業界のサイトに書いてあることと同じ主張する学者の本が売れることもあるが、もし読者がそれを最初から知っていれば、そのような本は売れないだろう。）
まあビルマの軍事独裁を擁護する人は、ひょっとしたら何かの利権やその他の野望に関係するのかと疑う事は必要かもしれない。もちろんブッシュやブラウンは欧米資本がビルマで好き放題できるように、ああ主張しているのは当たり前である。それを止めるのはビルマ市民であるし、それを応援するのは基準を普遍的に適用できる市民である。
- Re: 要するにタンシュエもブッシュもブラウンも同類なのだ haru 2007/10/10 21:14:42
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