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罠に嵌められたのか、陥穽に落ちてしまったのか、いずれにしても不覚であった。なぜ、老練な政治家が「隙だらけの馬顔」状態でのこのこ出かけてしまったのか（ある種のナゾは残る）。
記者会見で本人が一番言いたかったと思われる部分を拾ってみると、政争よりも生活重視の施策を政治家として（与野党歩み寄って）実現したかったとも見られる。だが、これは実績を挙げないと来る衆院選で勝つのは非常に困難との読みがあり焦りがあったのではないか。もうひとつ、連立政権入りすることで、政権担当能力のある人材を育成していくという思惑である。
次に自衛隊の海外派遣の「国連の安保理決議か総会決議があった場合に限る」というのも、浅く解釈すれば一見、自衛隊派遣に歯止めをかけているようにも見える。しかし、よく考えると、武力行使を含む海外派遣を恒久法によって合法化するということである。
現在「神学論争」（伊勢崎氏）しながら、ヨタヨタと大国の要請になんとか個別に対応している状態より、一層危険であると言わなければならない。
メディアに対する批判は、小沢の言い分が正しいのではないかと思う。メディアの墜落はひどいものだ。これが日本の政治を真に悪くしている元凶ではないか。読売（ナベツネ）の後ろに大国が蠢（うごめ）いているいるのか、単独犯なのかは追々明らかになっていくんだろう。
・Re: 小沢は福田に一本取られたと思う
http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/684.html
投稿者 仁王像 日時 2007 年 11 月 03 日 10:23:36: jdZgmZ21Prm8E
- Re: 森田実氏の健全な政治言論に接するとホッとする 仁王像 2007/11/05 12:17:04
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