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(回答先: 世の中で起きることは自分の鏡 投稿者 sunflowers 日時 2008 年 1 月 28 日 23:42:08)
社会現象も、政治の現状も、権力の在り方も、そして結果としての未来も、国民自らの反映でしかないというのは事実です。
その時々の不平不満と刹那的生活保身主義は、無力さの表明というよりは、精神的退廃でしかありません。
その意味でsunflowersさんの論旨には肯首できます。
自らを救う事をせずに、結果だけを権力に依存する場当たり的なクリーム・スキミングが民主主義だと都合良く解釈するのは、犠牲を払って権力を制限し、政治的主体を獲得し得なかった日本国民の来歴の虚構に起因していますから、根は深く、現行の体制の終焉まで変更は不可能です。
むしろ、敗戦後から今日まで続いた、民主主義をひたすら利権獲得の手段と弁えてきた国民精神の積年のツケが、経済的パイ拡大の限界によって、これから将来に渡って今まさに吹き出している途上にあります。
その出口が、更なる解釈改憲を含む９条破棄と、普通の国になるという合唱と共に権力と同化していく反動と、将来の国家主義の台頭でしかないのは、この民族の真の力量の底の浅さを示しており、必然とは理解しつつも暗澹たる思いを抱かざるをえません。
- 不可避と言ってしまっては元も子もありません。避けるためにどうしたらよいのかを考えましょう。 sunflowers 2008/2/03 22:20:35
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