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□【政治・選挙】危機感でスキ見せぬ戦い世耕弘成氏…和歌山選挙区 [スポーツ報知]
http://news.livedoor.com/article/detail/3246967/
危機感でスキ見せぬ戦い世耕弘成氏…和歌山選挙区
2007年07月27日08時15分
安倍首相の支持率がジリ貧状態の中、「安倍親衛隊」の若手議員たちも、思わぬ逆風にさらされている。安倍応援団としてテレビ出演も多い群馬・山本一太氏（４９）、首相補佐官の和歌山・世耕弘成氏（４４）は、それぞれ保守王国の１人区で当初は楽勝ムードも漂っていたが、連日「こんなに厳しい選挙になるとは」と危機感を訴え続けている。自民党の苦戦が伝えられる中、両氏は「圧倒的勝利」で安倍政権の“救世主”となることができるだろうか。
保守王国・和歌山。前回０１年は約３２万票を獲得し、次点の民主候補に約２５万票差をつけ圧勝した世耕氏にとって、「チーム安倍」の一員として絶対勝利が求められる１人区。想定外の逆風続きに「首相補佐官として暴風雨の直撃を真正面から受けている。過去、こんな厳しい選挙を戦ったことがない」と支持層を引き締める。
対する民主・阪口氏は、国連やＮＧＯで国際平和活動に携わるなど経歴は十分だが、両親が和歌山県出身というだけの無名候補だった。しかし、変速機付き自転車で県内を回るパフォーマンスを４月から展開。「体力に自信アリのスポーツマン。すでに県内を３往復」（陣営）する行動力で知名度をアップしてきた。
各種世論調査は「世耕リード」。それでも世耕氏は「（優勢を示す）裏データを聞いてがく然とした。そんなに差は開いていない。大臣が何か失言でもすれば、あっという間にひっくり返ってしまう」という危機感からスキを見せない戦いぶり。自民・公明支持層を手堅くまとめ、和歌山市、橋本市など「大阪に近く、民主が票を取ると思われるところ」を当初から重点的に回ってきた。
一方、阪口氏は「世耕の背中が見えたと思ったらその後、ガクッときた。今は暖かな風を受けながら、背中が見え隠れだな」と陣営。２３日からは自動車に乗り換え、ラストスパート中だ。
ともに２７、２８日は有権者の３分の１を占めるという和歌山市を中心に最後のお願い。世耕氏がポールトゥーウインで逃げ切る構えも、自軍にさらなるオウンゴールがあれば、一気に混沌（とん）としてくる。
◆和歌山（一−３）
国重 秀明（４６）共新
阪口 直人（４４）民新
世耕 弘成（４４）自現
（届け出順）
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投稿者 white 日時 2007 年 7 月 26 日 16:33:29: QYBiAyr6jr5Ac
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