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12月16日10時0分配信 日刊ゲンダイ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071216-00000007-gen-ent
♪君は何を今 見つめているの……という歌い出しが懐かしい「太陽がくれた季節」。昭和47〜48年にヒットした青春ドラマ「飛び出せ！青春」（日本テレビ）の主題歌だ。歌っていたのは「青い三角定規」。そのメンバーで、女優・秋吉久美子と結婚・離婚して話題になった岩久茂さん、今どうしているのか。
会ったのはJR五反田駅から徒歩5分のビルの一室。朝の10時の取材とずいぶん早い時間だ。
「平日は毎朝6時、土日祝日は4時半に起き、中学1年の息子のお弁当を作る生活をしてますからね、朝は早いんです。息子は野球をやってます」
ハテ、中学生の息子とは？
「いきなり、その話ですかぁ？ え〜と、秋吉さんと別れてから東南アジアの女性と平成4年の春に結婚し、6年に息子が生まれました。その女性とも6年ぐらいで別れちゃって、以来、父子家庭です。ここから歩いて12、13分のマンションに息子と暮らしてます」
父子家庭とは、仕事をするにも大変だろう。
「「青い三角定規」が2年で解散した後、表に出て歌うのはやめ、裏方のスタジオワークをしていました。ボクは日大芸術学部出身で、もともと裏方の仕事をしたかったんです」
平成2年には友人と会社を設立。カラオケルームの経営や車販売などを手がけていたそうだ。
「秋吉さんと平成元年に別れたとき、音楽業界や芸能界と縁を全部切っちゃえ、って思ったんです。自分の音楽にも限界を感じていましたし。ところが、ボクたちの会社の親会社がつぶれちゃって、借金取りに追われて暮らした時期もありました」
この秋にはインターネット上にオープンした口コミ型ショッピングモール「コミユズ」を運営する会社の取締役に就く一方、音楽活動も再開した。
「大石ひろのりってアーティストをプロデュースし、年内にミニアルバムを出したいと思っています。あと、ボク自身もクーコ（「青い三角定規」の西口久美子）と一緒に活動していくつもりです。「青い三角定規」再結成の話は、ボクだけがかたくなに断ってた。それが「青い三角定規」結成30周年だった6年前、クーコから声をかけられて久しぶりに人前で歌ったら、すごく楽しかったんですよ。おかげで肩の力が抜け、去年、また3人でって運びになったら、リーダーだった高田真理が自殺してしまって……。ボクがもっと早く再結成に応じていればと、かなり落ち込みました」
最後に昨年、岩久さんとの間にできた28歳の長男より若い、26歳年下の映像クリエーターと再婚した秋吉久美子について。
「彼女、真理が死んだとき、ボクを慰めようとバーベキューパーティーを開いてくれた。ステキな間柄でいられてよかったなと思いました。カレ（秋吉の新しい夫）ともボク、すごく気が合うし」
12月23日、目黒雅叙園である西口久美子のディナーショーに出演する。
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