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ゴールドマンの合弁会社：中国の平安保険の上海上場で手数料23億円 (ブルームバーグ)
2007年2月14日(水)06時35分
２月13日（ブルームバーグ）：米証券大手、ゴールドマン・サックス・グループの中国での合弁会社は、中国の保険会社２位、平安保険（集団）の上海市場への上場をめぐる業務で、少なくとも1900万ドル（約23億円）の手数料を得る見通しだ。中国国内市場への上場をウォール街の金融機関が手掛ける初めての案件だった。
平安保険は13日、上海上場に伴うＡ株の売却価格を決定した。同社の香港証券取引所への届け出によると、価格は仮条件レンジの上限で決まり、売却総額は389億元（約6070億円）となった。関係者が匿名を条件に述べたところによると、機関投資家や個人投資家から１兆元を超える申し込みがあった。
中国の銀行と保険会社は過去１年に1500億元相当の株式を国内で売却し、投資銀行にとって少なくとも３億ドルの手数料収入を生み出した。ゴールドマンは2004年に、ウォール街の投資銀行として初めて中国国内の株式引き受けの認可を得た。
中国企業の株売却では同国の投資銀行である中国国際金融（ＣＩＣＣ）が大きな役割を演じている。中国の株式市場に関する著作のあるフレーザー・ハウイー氏はゴールドマンについて「最大規模の案件、最大額の手数料、優良顧客をＣＩＣＣと争うつもりだ」として、平安保険の案件は「まさに同社が求めているような案件だ」と話した。
平安保険の株売却はゴールドマンが北京に設立した合弁投資銀行、ゴールドマン・サックス高華証券が中国銀河証券、中信証券とともに手掛けた。平安保険の証券部門もアドバイザーを務めた。
原題：Goldman Unit to Earn $19 Million From Ping An Sale (Update1)（抜粋） {NXTW NSN JDEP6U1A1I4I 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先：東京 木下 晶代 Akiyo Kinoshita Editor: Toshi 記事に関する記者への問い合わせ先： Bei Hu in Hong Kong at . http://money.www.infoseek.co.jp/MnJbn/jbntext/?id=14bloomberg33aJ9W0.yhGZG4
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