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総会で経営陣と対決 株主提案が過去最多【東京新聞】
2007年6月16日 20時04分
６月下旬に開催のピークを迎える今年の株主総会で、外資系投資ファンドなど株主から提案を受けている会社が急増し、過去最多となる見通しであることが１６日、分かった。株主への配当を増やすことや経営参画を目指し取締役選任を求める提案が多く、これに反発する経営陣と株主が激しく対決、緊迫した総会が増える見込みだ。
増配要求などは個人株主の利益と一致する点もあり、これまでの日本企業の経営を変える可能性もある。大和総研は「経営陣は株主提案に反対する場合、株主全体が納得するような説明を心掛けるべきだろう」と指摘している。
今年の特徴は経営陣の方針に対抗した株主提案が増加していること。その企業数は、会社側の発表や大和総研のまとめなどで明らかになっている分だけで３０社に達し、さらに増える可能性もある。ここ２−３年は過去最多水準の２０社前後で推移しており、証券関係者は「今年はこの水準を大きく上回っている」と指摘している。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007061601000549.html
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