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日銀の総資産残高、6年ぶり100兆円割れ【日本経済新聞】
日銀の総資産残高が約6年ぶりに100兆円を割り込んだ。22日発表の営業報告によると、20日時点で99兆494億円となった。量的緩和やゼロ金利政策の解除に伴って資金供給を減らす過程で、短期国債などの保有を減らしたことが背景。日銀は金利を超低水準から徐々に引き上げるとともに、バランスシート（貸借対照表）も正常化させつつある。
日銀の資産残高は、量的緩和導入直後の2001年4月に100兆円の大台に乗せた。日銀は資金供給量を増やす際、金融機関から国債を買い取ったり、手形などの担保の差し入れを求めており、資産規模が大きくなる。05年12月末にはピークとなる155兆円強まで膨らんだ。06年3月の量的緩和解除後は資産規模が縮小傾向にあった。
中央銀行の資産・負債状況は、その国の経済状況を示すといわれる。日銀は01年以降、デフレを脱却するために資金供給量を増やしたため、資産規模が膨らんだ。 (19:28)
http://www.nikkei.co.jp/news/past/honbun.cfm?i=AT2C22023%2022062007&g=E3&d=20070622
- 【参考リンク】日銀、自己資本比率８％割れ 総資産最高の１４１兆円[東京フィナンシャルグループ代表 高橋 誠] そのまんま西 2007/6/23 07:47:55
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