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http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20070705AT3S0500R05072007.html
５月の景気一致指数、２カ月連続50％超
内閣府が5日発表した5月の景気動向指数（速報値）は景気の現状を示す一致指数が66.7％となり、景気判断の分かれ目となる50％を2カ月連続で上回った。数カ月先の景気動向を示す先行指数は30％と7カ月連続で50％を下回ったが、内閣府は景気後退懸念が薄らいだとみて、基調判断を「一進一退」から「改善」に上方修正した。
景気動向指数は内閣府が景気に敏感な複数の指標を選び、3カ月前と比べて改善した指標がどの程度の比率になっているかで示す。先行指数、一致指数、遅行指数の３種類があり、一致指数が50％超だと景気は上向き、50％を下回ると景気は下向きと判断する。
基調判断の上方修正は2カ月連続で、「改善」とするのは2007年1月以来、4カ月ぶり。ただ、鉱工業生産など生産関連の指標になお弱さがみられることから、内閣府は基調判断に「今後の動向を注視していく必要がある」と付け加えた。(19:33)
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