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http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070711AT3S1100Z11072007.html
３分の２の世帯が１年後に「物価上昇」・６月消費動向調査
内閣府が11日発表した6月の消費動向調査によると、1年後の物価上昇を見込む世帯の割合が66.6％と、2カ月連続で上昇した。
ガソリン価格の上昇が主因で、前月比13.1ポイントの急上昇。昨年9月以来9カ月ぶりの高水準となった。内閣府は「燃料費上昇による食料品などの値上がりも影響した」とみている。
単身世帯を除く一般世帯のうち、1年後の物価上昇率が2％以上と予想している世帯は前月比11.4ポイント増の32.5％。2％未満と見込む世帯（34.1％）とほぼ同水準だった。
物価上昇の観測が強まった影響で、足元の消費者心理もやや冷え込んだ。4―6月期の消費者態度指数（一般世帯、季節調整値）は44.3と1―3月期に比べて2.4ポイント低下。2004年4―6月期以来の低水準となり、内閣府は基調判断を前月までの「ほぼ横ばい」から「弱含み」に下方修正した。(23:36)
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