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□ローソン 一部で24時間営業を見直しへ [アメーバニュース]
http://news.ameba.jp/2007/08/6253.php
ローソン 一部で24時間営業を見直しへ
8月05日 12時00分
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大手コンビニエンスストアチェーンの「ローソン」が、コンビニエンスストアの原則24時間営業を大幅に見直すと発表した。現在、全国約8500店の98.5%が24時間営業しているが、今後採算性が低い店舗やオーナーの希望がある最大200店舗の営業時間を短縮し、売り場面積も縮小する。
見直しの理由の一つは経営効率を高め他のコンビニチェーンとの競争を勝ち抜くためだ。近隣に他のチェーンがあるなどの理由で競合が激しく、単独での存続が難しくなった店舗に関して、売り場面積の縮小や営業時間の短縮により負担を小さくして近くのローソンのオーナーが経営を引き継ぐこともできる。
また、店舗面積を通常の約半分に縮小し、残り半分にはクリーニング店などのテナントを導入することで収入を見込む。
また、原因の一つにオーナーの高齢化もある。75年の設立当初は、加盟店のオーナーの平均年齢は30-40代であった。現在では平均年齢は50歳代となり、高齢を理由に閉店を希望するオーナーも増えているという。
新浪剛史社長は平成16年から「安心感や便利さなどで夜型社会に貢献してきたが、都会も地方も一律で24時間営業にする必要があるか改めて考えたい」と述べており、深夜営業見直しの構想を練ってきた。
前述の2つの理由のほか当時のインタビューでは、夜型社会への貢献の一方で「深夜にたまり場になり、若者に悪影響をおよぼす」という批判を考慮する面もあると述べていた。今回のローソンの発表は、コンビニ業界の利便性・効率化の追求という過酷な競争に「今一度考えよう」という一石を投じた形となった。
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