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日銀が１兆６千億円吸収 翌日物金利の急低下で【東京新聞】
2007年8月14日 13時28分
日銀は１４日の短期金融市場で、計１兆６０００億円を銀行などから即日吸収するための公開市場操作（オペ）を実施した。資金吸収（手形売り）は７日以来、１週間ぶり。
金融機関が、毎日の資金の過不足を調整する無担保コール市場の翌日物金利が、日銀の誘導目標である０・５％程度を大幅に下回る０・０５％まで低下したことから、市場に出回っている資金に過剰感が出たと判断した。
欧米の中央銀行が緊急資金供給を繰り返しているが、日銀は国内市場の安定感を背景に、短期金利の上昇につながる売りオペに踏み切った。
米住宅ローン焦げ付き問題による金融市場の信用収縮懸念を取り除くため、日米欧の中央銀行は前日までに約４２兆円の資金を供給しており、市場では「信用収縮はひとまず遠のいた」（大手銀行）との見方が広がった。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007081401000436.html
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