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ロシア中央銀行の第一副頭取・・・ ルーブル安になればインフレを招くが、高ければ製造に打撃 【ノーボスチ通信】
http://www.asyura2.com/07/hasan52/msg/171.html
投稿者 hou 日時 2007 年 8 月 28 日 00:02:43: HWYlsG4gs5FRk

http://jp.rian.ru/analytics/economics/20070824/74173931.html

ロシア中央銀行の第一副頭取アレクセイ・ウリュカエフは、ロシア中央銀行はロシアの国家通貨ルーブルを高くする特別の努力は行なわないことを約束した。今まで、ルーブル高(強化)は、ロシアの金融当局はインフレを抑える上で友好な手段として利用してきた。しかし、最近はこの手段は益より害をもたらすことが多くなった。高いルーブルは、通貨投機筋を惹き付けるだけであり、祖国の製造業には打撃をもたらす。

厳密に言えば、ルーブルが高くさせるために、ロシア中央銀行が何か画策する必要など全くないのだ。貿易黒字収支を見れば、きちんと、ロシア国内に外貨が流入していることが分かる。原料とエネルギー市場、相変わらずロシアの主要輸出品目ではあるが、の順調な輸出により、ロシア人が外国商品を購入するのに消費する資金よりはるかに多くの外貨が国内に流入している。従い、ルーブルが米ドル(まさにこのドルでロシアの輸出の大部分が決済されている)に対して強い動きをするのは全く当然の成り行きなのだ。

ロシア中央銀行の主要な市場介入は、近年、ルーブルに対するドルのレートが雪崩れ的にルーブルの実際の購買能力のレートまで下落するのを防ぐために行なわれてきた。国際通貨基金の2007年の世界経済の状況と見通しに関する最近の報告書World Economic Outlookでは1ドルに対し15,8ルーブルのレートにあると報告されたことを思い起こそう。IMFの専門家によれば、ルーブルとドルのレートは、国家の介入がなければまさにこのレートにあるはずなのだ。

中央銀行は、コントロールできる通貨レートの自国の政策を守るために、主要な論拠「コントロール不可能な、殆ど2倍に高くなったルーブル高はロシアの金融システムと国民産業の崩壊以外に何も引き出さない」、を引用する。ロシアの輸出入構造で原料への歪みはあまりにも大きい。上述したように、我々は主に原料を輸出し、輸入しているのは機械や国民消費財である。

最近の5年間でルーブルのドルに対するレートは、そうでなくとも、額面評価で20%も高くなった。この上昇はそれなりのプラス面の効果もあった。多くの企業は輸入した装置で設備の技術改革を行なうことが可能になった。しかし今は、強いルーブルは産業にとって益々危険になっており、輸入商品がロシアの消費者にとって購入し易くなっている。ロシアでビジネスを行なう際のコストは高くなっている。労賃の出費やエネルギー料率の上昇、そしてルーブル高がコスト面で状況を厳しくしている。このような条件下ではロシアの製造業者は輸入品と競争することは非常に困難になっている。

ルーブルが滑らかなに下落することを管理するために、中央銀行は為替市場でルーブル介入を行ない、市場に波のように打上げて来るドルの流入を抑制した。このことにより、中央銀行の金通貨貯蓄額は本年記録的数値、8月16日の時点で4202億ドルに達した。因みに、1998年9月にはこの数値はわずか109億ドルだった。ロシアの主要な金融制御機能は定期的にたるみを見せ、ルーブルを高くさせた。

 上述のアレクセイ・ウリュカエフ中央銀行第一副頭取は、「通貨バスケットに対しルーブルを高くすることは、強力なインフレ防止手段である。しかし、我々はこの手段を過度に頻繁に使うことは考えていない。昨年は、我々は1-2月だけでこれを5回も行なった」と発言した。しかし、(実際は)、2007年年の始めから、中央銀行はルーブルを自由な流れに放任したのはわずか3回だった。例えば、8月始めには中央銀行は、今度はいつものように、通貨バスケットに対し0,5%のルーブル高を容認した。(通貨バスケットはドルとユーロを55%と45%の割合にして計算する)。

現在、中央銀行では、安定的にルーブル安に維持することによって祖国の製造業者を支えるべきだとする希望と、為替市場の現存の傾向に従った段階的なルーブル高が自然の流れだとする意見があり、意見が分かれている。

 本年始め、中央銀行の会長セルゲイ・イグナチェフは、ルーブル高は産業界で生産の伸びにブレーキが掛かることを懸念した。その時、彼は、ルーブルの額面レートを高くすることを近々数ヶ月間は控え、その代わり、調整機能で可能な範囲の中の他の手段を使うことを約束した。しかし、これにも拘らず、中央銀行は、政府のインフレ防止計画を遂行するために、実際の実効レートが高くなることをすでに何度も許容していた。2007年の総計では政府は価格上昇のテンポは8%の水準に抑えることを目標にしていたことを思い起こそう。

そうは言っても、早晩、ルーブルが高くならないように支えるべきかどうかの論議は全く意味を持たなくなってしまう可能性も否定できない。なぜなら2007年の始めから輸入は加速的テンポで伸び、2006年に比べ金額ベースで40%も増大し、そのことにより、貿易収支では急速な黒字の減少を招き、中期的には、ルーブルを通貨バスケットに対し安くさせなければという論議がおのずと沸き起こるだろうからだ。その場合中央銀行の役人は、ルーブルを安くするという自分の現在の約束をいとも簡単に守ることができるだろう。しかしルーブル安になればインフレを招く。その時は中央銀行には、インフレを防ぐための新しい約束をする時期が来ないだろうか?

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