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ホワイトカラーの仕事も中国へアウトソーシングされる時代が来た。マニュアル化された事務作業は人件費五分の一の中国に移る?
http://www.asyura2.com/07/hasan52/msg/254.html
投稿者 TORA 日時 2007 年 9 月 04 日 14:30:59: GZSz.C7aK2zXo

株式日記と経済展望
http://www5.plala.or.jp/kabusiki/kabu151.htm
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/
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ホワイトカラーの仕事も中国へアウトソーシングされる時代が来た。
マニュアル化された事務作業は人件費五分の一の中国に移る?

2007年9月4日 火曜日

NHKスペシャル「人事も経理も中国へ」より


ホワイトカラーの仕事も中国は5分の1の人件費


◆NHKスペシャル 人事も経理も中国へ 9月3日 patagonの日記
http://slashdot.jp/~patagon/journal/414083

ERPとかパッケージ物とかでも取り掛かりやすい、グループ企業間で統一して使いやすいのは人事、給与、経理に関するもの。まずはここからというところが多い。アウトソーシングとして出すほうも受ける方もここからなのだろう。今後は他の分野にも及ぶかもしれない。

日本側に全体が見えている人・分かっている人がいるうちはアウトソーシングしてもいいと思うが、アウトソーシングしてしまうのでその人たちがいなくなった時に、新たに人が育ってない、いないという状況が発生する可能性が高い。そして誰も分からなくなるという状況が発生しそうだ。

日本の仕事のやり方できちんと決めてやるというのがなかなかないと思う。「とりあえず始めて、臨機応変に…(本当の臨機応変じゃなくいい加減、無計画)」→まとめよう、整理しようという時には次の臨機応変でそれをやらない・やれない。まずいよな。ここも海外と比べて競争力がない一因だろう。

J-SOX、内部統制で権限、分掌、手順を明確にして、外部に出すということか。

中国も人件費が上がって中国に出せない、となった時に、全体が分かった人・見通せる人がいないという状況が発生しそうだ。その時は次の中国(例えば東南アジアの某国)を探すのか?それじゃ元も子もない、というか本末転倒か。そもそも新たな中国に出せないだろう。何をどうしたらいいか分かってないんだから。

また中国に出せないという時だけではなく、外部に対しては責任・監督の権限・義務は自社にあるから、当然アウトソース先を監督・監査したり、指示できるように分かっている人間が常に必要。

アウトソーシングはいいと思うが、金をかけても必要な人数分、人を育てておく必要があると思う。

番組でとりあげられている大手通信販売会社はニッセン。そしてアウトソーシング先がInfoDeliver(インフォデリバ)グループ…主要株主の一つにニッセンが入っている。


◆欧米でも海外アウトソーシングはトラブル頻発,その原因は? 3月6日 日経BP
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20070305/263827/

欧米でもコミュニケーションが最大の課題
 次に欧米で起きている問題について触れてみます。欧米諸国では,インド,アジアなどへのオフショア開発委託が一段と増加しています。狙いはコストを削減し,企業の競争力を強化し,事業プロセスを最適化するためです。

 コストパフォーマンスの高いオフショア開発は,欧米企業にとって魅力的ですが,しばしば期待された成果レベルに到達できていないようです。オフショアチームにより納入された成果物には,低レベルのソリューションと品質の問題が多く,最終的に納期が遅れ,顧客の満足を損なう結果に終わるケースがあります。

 欧米企業は一般に,グローバルなプロセスでインドなどにオフショア委託するため,問題は発生しにくいように思われますが,やはり国内の企業に委託する場合とは異なる問題を引き起こしているようです。

 問題点として指摘されているものには,委託先との信頼関係,仕事を失うリスクに対する心理的抵抗,文化と言語の壁,コミュニケーション,遠隔地での開発,時差,相手が見えないこと,などがあります。

 信頼関係は,人間同士のFace-to-Faceの相互コミュニケーションの繰り返しにより時間をかけて形成されるものです。その点,オフショア環境では,多くのコミュニケーションは,eメール,電話,チャットで行われるため,信頼関係の構築に時間がかかります。

 文化と言語の壁は,育った国が違う以上,なかなか越えがたいものがあります。文化は,信念,態度,行動,モラール,そして社会のルールにもなっており,企業,従業員の倫理,そして従業員の人間関係に大きな影響を与えます。

 アウトソーシングの世界で技術エキスパートを見つけることはたやすいですが,彼らが委託元のプロダクトの狙い,背景,重要度を容易に理解できるかといったら,そう簡単ではありません。彼らが委託元の国で,ある程度の経験を積んでいるとしても,プロジェクト要求をきちんと理解してもらうためには,どのくらいの精度で文書に記述するかを吟味する必要があります。

 また,日本では一般的にインドの人々はかなりはっきり物事を言うと思っていますが,欧米から見るとそうでもないようです。「インド人技術者は丁寧であり問題に関する率直な回答をためらう傾向がある。実際,業務が技術者にアサインされ,納期が迫った状況下で,『納期は大丈夫か』と質問すると,回答はしばしば『Yes』でした。これがオフショアの場合,納入される成果物が,期待していたものと全く異なっているとしたら恐ろしいことだ」という談話を目にしたことがあります。

 コミュニケーションに英語を使用するといっても,英語は世界中どこも同じではありません。発音やニュアンス,スラング,コンテクスト(前後関係)が国や地域によって異なりますので,意図したことが正確に伝わらない可能性があります。

「暗黙知」をいかに共有するか
 ここに紹介したのは欧米でのプロジェクトでの話です。日本での問題と同じではないかとお感じになった読者も多いと思います。実際に,米国市場でインド企業の対応を目の当たりにしましたが,オフショア開発という視点に立脚すると,発生する問題は欧米と日本でかなり似ています。

 いずれにせよ,「暗黙知」になっている事柄をいかに相手側に伝え,共有化して仕事をうまく進めるかが重要なポイントになります。こうした問題を改善するため,欧米ではアジャイルなど様々な手法や対策が講じられています。それらを参考にしながら,日本に最適な海外アウトソーシングのやり方を開発する必要があるでしょう。

徹底したマニュアル化とネット処理でアウトソースも可能


中国はやる気のある若い人がいっぱいいる。


(私のコメント)
昨日は景気が回復しているのになぜ給料が上がらないかということを論じましたが、昨夜のNHKスペシャルで「人事も経理も中国へ」と題して事務部門の中国へのアウトソーシングの事を報じていました。事務部門の仕事は日本語の壁があって外国へのアウトソーシングは不可能と思われていましたが、同じ漢字文化の中国でなら可能らしい。

アメリカやイギリスがインドなどの英語が公用語の国に事務部門をアウトソースすることは有名でしたが、日本も事務の仕事も人件費の安い外国へアウトソーシングしないと事務の生産性の向上は難しいだろう。正社員から派遣社員やパートへの切替が行われていましたが、さらに人件費の安い外国へ切り替えられていくのだろう。

中国人なら漢字が分かるから僅かな日本語の勉強で半分ぐらいの日本語は分かるようになるらしい。だから定型化した事務作業なら出来るようになる。今まではコールセンターなどが沖縄で行なわれていましたが、もっと人件費の安い中国へコールセンターも移っていくのだろうか? 訓練を積めばそれは可能らしい。

このような状況では派遣やパートやアルバイトはいらなくなり、皆外国に仕事がアウトソーシングされるかもしれない。これでは事務の仕事も賃下げで賃金は上がるわけはない。残るのはノルマに縛られた営業職ぐらいになってしまうだろう。営業でもテレホンセールスなども可能だし、ダイレクトメールは国内の国内郵便より香港から発送したほうが安いそうだ。

事務も外国へアウトソーシングされるのは時代の流れだろう。しかし現在では賃金格差が5分の1でも、元高が続けば3分の1から2分の1ぐらいになるのは早いだろう。そうなるとアウトソーシングする意味はなくなり、新たな外国を探すか、もしくは国内に事務を戻そうにも仕事の分かる人が不在ということになりかねない。

またいくら仕事をマニュアル化しても、決めの細かいサービス競争に負ける事にもなる。一旦トラブルが発生した場合の処理をどうするか、クレームが殺到した場合はどうするか、仕様変更などにどう対応していくか、同じ社内でもなかなか横の連絡が取れないのに海外とどのように連絡を密にしていくのか問題も山積している。

日本語は外国ではほとんど通用せず孤立した言語と見られてきました。戦前日本だった韓国や台湾も日本語世代は少なくなり、日本語は日本人しか使わない言語ということが出来ますが、ビジネスのために日本語を習得するアジア人が増えてきている。特に漢字文化圏の中国人や台湾人は習得しやすいだろう。

戦前からも朝鮮半島や中国などからの留学生が祖国の近代化の立役者になりましたが、少しでも日本文化に触れた人が増えれば朝鮮半島も中国も近代化も推進されて日本語文化圏が出来るかもしれない。8月27日にも書いたとおりに韓国語には様々な問題を抱えている。中国語も様々な問題を抱えている。だから日本語を通じて日本の近代文化を取得して一つの文化圏が形成できれば、米英を中心とした英語文化圏を上回る日本語文化圏が形成されることになるかもしれない。

だからこそ戦後の韓国は日本文化の作品輸入を禁止したし、中国も言論の自由を制限して民主主義的危険思想を受け入れまいとしていますが、それだけ日本文化や民主主義思想が韓国や中国に影響を与える事が大きいから制限せざるを得なかったのだ。中国の国名の民主主義も人民も自由もみんな日本語ではないか。だから中国語も韓国語も日本語の社会科学用語なしには通用しなくなっている。

生産工場の移転とは違って人事や経理の事務部門の移転は文化摩擦がより大きくなって困難も多いだろう。中国の労働者は技能を身に付けると簡単に辞めて、同じ仕事を独立して始めてしまう。だから企業機密もあったものではありませんが、労働モラルの違いも考慮しなければならない。確かに中国人の労働者は勤勉で能力も高いがモラルが日本人と異なる。

工場が中国に移り、事務部門も中国にアウトソーシングされると日本はますます産業が空洞化して経済は停滞を強いられるのであろうか? 工業製品も安ければいいという層と品質やサービスにこだわる層があるように、事務も安ければいい仕事と安さよりも内容にこだわる仕事がある。その安さも中国の状況次第で優位性もなくなるかもしれない。だから何もかもアウトソーシングするのではなく半分ぐらいは国内に置いておいて、思わぬ環境の変化にも対応できるようにしておかないと後々問題が起きるだろう。

NHKの特番では中国へのアウトソーシングを肯定的に報道していましたが、リスクなどに対しての問題提起がいつもない。数年前までは中国進出しないと乗り遅れると大宣伝していましたが、最近の中国製品へのバッシングはそれなりのリスクが顕在化したものだ。中国は労働賃金も工業製品も安いがそれ相応の値段なのだろう。それがなかなか品質向上につながっていないから元も安いままなのだ。だから事務のアウトソーシングもそれなりのリスクは覚悟しておくべきだろう。


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