| Tweet |
Nevada経済速報９月２０日（木）１３：２０
...2007/09/20(Thu) 13:27:52...
----------------------------------------------------
２ヶ月連続して悪化した半導体ＢＢレシオと日本の景気
----------------------------------------------------
日本半導体製造装置協会が発表しました８月の半導体ＢＢレシオですが、前月比０．０７ポイント悪化して０．８１になっています。
この０．８１ですが、１．００を割り込むと半導体景気が悪化していると言われる数字であり、今や、日本の半導体市場は、一足先に＜景気後退期＞にあたるとも言えるのです。
この報道を受けて＜アドバンテスト：２００円安：年初来安値＞、＜東京エレクトロン：２６０円安：年初来安値＞となっています。（前場）
日本の景気はじわりじわりと悪化していますが、このままいけば日本経済は＜物価高の不況期入り＞という最悪の事態に陥ります。
株だけを買い上げて一般国民の目をそらしましても、それは一時的な動きであり、後から全てツケを払うことになるのです。
※転送・転載厳禁
Nevada経済速報９月１９日（水）１０：５０
...2007/09/19(Wed) 10:57:38...
---------------------------
勝負に出てきたFRB
---------------------------
米ＦＲＢは、一気に０．５％の利下げを行い、市場に強いメッセージを発していますが、この２１日、２２日を前にまさに勝負に出てきたとも言えます。
これ以上の金融崩壊はさせないとのメッセージですが、果たしてこれで金融混乱は収まるでしょうか？
今の金融混乱の＜元＞は不動産市場の崩壊であり、これは金利を引き下げたくらいでは収まるものではありません。
溜まりに溜まった膿を出し切らないと市場にあふれかえっている過剰在庫・過剰債務はなくならないからです。
この過剰債務を消し去るには、今回の０．５％の利下げでは不十分であり、数百兆円もの資金投入が必要なのです。
これはＦＲＢとしてもとても取れる選択肢ではありません。
なぜなら、もし、数百兆円もの資金投入を行えば、米国で過剰流動性が起こり、猛烈なインフレになるからです。
物価上昇は１０％では済まない事態に陥るでしょう。
そのような選択肢をＦＲＢが取れるでしょうか？
とりあえず、２１日の混乱を避けるために大幅な利下げという勝負に出てきたＦＲＢですが、この効果が一日または数日で終わるのは必至であり、その後はＦＲＢは迷走を始めることになる筈です。
その時、金融市場はなすすべを失うかも知れません。
※転送・転載厳禁
Nevada経済速報９月１８日（火）１０：００
...2007/09/18(Tue) 10:32:24...
-------------------------------------
とうとう三菱ＵＦＪが１００万円の大台を割る
-------------------------------------
イギリスの金融機関で発生しています取り付け騒ぎ（ＮＥＶＡＤＡブログでお知らせした通りです）の余波が日本の金融株を直撃しています。
今日は、三菱ＵＦＪ株があっという間に１００万円の大台を割り込んでおり、他の大手銀行株も軒並み５％以上も急落し、安値を更新してきています。
（その後買戻しもあり、１００万円をはさんだ動きとなっています）
今日のＦＲＢの利下げ後の動きで、今後の金融市場の動きは分かります。
シナリオはＮＥＶＡＤＡブログに記載しておりますので、ご覧頂けましたらと思いますが、２１日を前に、世界の金融市場は、大荒れになるかも知れません。
※転送・転載厳禁
http://www.collectors-japan.com/nevada/wr_sokuhou_fr.html
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,ＭＬを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。