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http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-28239520071008
［ストックホルム ８日 ロイター］ 欧州中央銀行（ＥＣＢ）理事会メンバーであるノワイエ仏中銀総裁は、ＥＣＢは政策決定の際にユーロ高も考慮に入れていると明らかにした。ユーロ相場はインフレ見通しに影響を与える要因の一つだからだという。スウェーデンの銀行が主催した会合で述べた。
同総裁は「為替はインフレ圧力やインフレ見通しに影響する要因の１つだ。輸入物価を通じてインフレに直接影響を与えることもあれば、景気動向を左右することで間接的に影響することもある」と述べた。
ＥＣＢは、市場の混乱による経済への影響をよりはっきり見極めたいとして、先週の理事会では政策金利を４．００％で据え置いた。
同総裁は、ユーロ圏の銀行間貸し出し市場の緊張が緩和するには「しばらく時間がかかる。段階的に改善するよう望む」と述べた。
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