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http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20071010AT2M1002110102007.html
北朝鮮の労働党「経済建設に全力」・創建62周年で社説
【ソウル＝山口真典】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は10日、党創建62周年にあたり掲載した社説で「経済建設と人民生活向上の闘争で根本的な変革をもたらす雄大な設計図を作製し、これに全力を集中している」とし、経済を重視する姿勢を鮮明にした。同時に先の南北首脳会談を「祖国統一の新たな局面を切り開くうえで重要な契機となった」と指摘した。朝鮮中央放送の報道をラヂオプレスが伝えた。
南北両首脳が署名した「平和繁栄宣言」では、幅広い経済協力の推進で合意した。北朝鮮は社説で、南北間合意の履行をテコに経済再建を重視する姿勢を打ち出したとみられる。一方、米国と日本への批判や核問題への言及はなかった。
機械や鉱業など複数の企業名を挙げて「我が経済は、ついに新たな技術改造の土台のうえで力強く建設され始めた」と主張。「すべての経済活動家が、進取の事業気風や科学的な経営戦略を持ち、実利が出るようにすべきだ」と力説した。(21:00)
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