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http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-29015420071122
［香港 ２２日 ロイター］ 鉄鋼世界最大手アルセロール・ミタル(MTP.PA: 株価, 企業情報, レポート)は、中国東方集団(0581.HK: 株価, 企業情報, レポート)への出資比率を７３％超に引き上げた。外資が中国鉄鋼メーカーの経営権を掌握するのは初めて。
証券取引所のデータにより明らかになった。金額等の条件は不明。
アルセロール・ミタルが今回の株式買い増しで支払った金額は、以前の出資時の金額を基に算出すると、最大１７億米ドルとみられている。
アルセロール・ミタルはこれまで、中国の鉄鋼市場での足場強化を目指していた。ＪＰモルガンの鉄鋼担当アナリストは「これでミタルは中国市場参入への足がかりを得た。中国東方集団を使って、一段の合併・買収（Ｍ＆Ａ）を行うことも可能だ」との見方を示している。
中国政府は国内鉄鋼産業の再編を奨励、国内企業同士の合併を後押しするとともに、海外企業による出資も認めている。ただ、外資の出資については厳しい制限を課しているため、あまり進んでいない
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