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自民党の２００８年運動方針の原案が１７日、明らかになった。
７月の参院選惨敗を踏まえ、党の現状を「立党以来の最大の危機」と位置付けた。その上で、次期衆院選の準備を急ぐとともに、政策面では地方に配慮し、格差是正や農林水産業の支援などに努めるとしている。
また、ねじれ国会への対応に関し「野党に政策協議を呼びかけ、新しい国会運営の仕組みを確立する」と明記した。
運動方針は来年１月１７日の党大会で決定する。原案は、衆院選に向けて、「『地方は自民党が強い』『世論の追い風が吹けば』という過信や望みを一切捨て、強じんな体制を構築する」と強調。候補者擁立を促進するとともに、支持基盤を再生するため、友好団体との交流強化や党員獲得を進めるとした。
政策面では、「『暮らしの安心』を実感できるようにしなければならない」と強調。重点政策として、〈１〉格差の是正〈２〉農林水産政策、中小企業対策を推進〈３〉信頼できる年金制度の確立、医療制度の再構築――などを明記した。
党の基本政策である新憲法の制定や靖国神社参拝の継承、領土問題の解決なども引き続き取り組むとした。
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最近までの自民党を見ると、年金の杜撰（ずさん）さ、Ｃ型肝炎問題にみる薬害問題の無責任さ、独法人などに見られるように国家財政を無駄使い続けて、掛け声倒れに等しい財政削減対策、さらに防衛省高官の接待疑惑、同じく官民と癒着した随意契約などのようにあきれる程です。自民党にはもう政権を担う党としてあまりにも大きな諸問題を抱えすぎています。（
そしてこれら最近現れてている諸問題は行・財政という形で自民党政治が国民の目線に立っていれば全て起きなかったことです。つまり自民党の派閥所属の議員や、属議員などのように省や特定団体の利益ばかり優先して、真の日本国民の利益を二の次にしてきた結果が今日の諸問題を引き起こした根本の原因でしょう。
この誤った思考を正すには上に揚げたような諸問題を自民党一党に今後も任せていたのでは、３０年ー５０年かかっても日本の政治風土は根本から改善されそうもありません。
これは最近の世論調査にも少し現れているようです。福田首相の支持率は、支持・不支持がほぼ均衡してきたようです。不支持が上回ったときが政権のバトンタッチの時を表しているのでしょう。
- (12/16)内閣支持43％に急落、「年金」「防衛省」不満映す・日経世論調査 「日本経済新聞」 怪傑 2007/12/18 17:11:41
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