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http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003015&sid=aMyioxqZ0d4Y&refer=jp_europe
11月の独鉱工業生産指数、前月比0.9％低下−ユーロ高影響か（２）
１月９日（ブルームバーグ）：ドイツ経済技術省が９日発表した昨年11月の鉱工業生産指数（製造業と建設業、公益事業、鉱業が対象、2000年＝100）速報値は、季節調整済みで前月比0.9％低下と、予想に反してマイナスとなった。消費財を中心に生産が減少した。前月は0.1％上昇（改定前＝0.3％低下）に改定された。
ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト25人の調査中央値では、 11月は前月比0.5％上昇と見込まれていた。前年同月比では営業日数調整済みで 3.5％上昇となった。
ユーロ相場の上昇による輸出競争力の低下に加え、最高値圏にある石油価格の影響で消費者の購買力が低下しているなか、ドイツ経済は減速している。ドイツ連邦統計庁（ＦＳＯ）が発表したところによると、昨年11月は輸出が減少し、小売売上高指数も低下した。
デカバンクのエコノミスト、アンドレアス・ショイアレ氏は「ユーロ上昇の影響が出始めた」と指摘した上で、「ユーロがさらに上昇すれば、さらに困難となっていくだろう」との見方を示した。
11月の投資財生産は前月比0.8％減。エネルギー生産は1.6％、消費財生産は2.3％それぞれ減少した。
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