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【ニューヨーク＝山本正実】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル（電子版）は１１日、米大手銀行のシティグループが計画中の最大１００億ドル（約１兆８００億円）の資本増強策に関し、サウジアラビアのアルワリード王子や、中国の政策銀行「国家開発銀行」などが出資に応じると報じた。
シティの受け入れ規模は総額８０億〜１００億ドルになる見通しだ。
アルワリード王子は、シティの大株主。今回の出資額は不明だが、１９９１年には、シティの前身であるシティコープが経営難に陥った際、６億ドルの出資で救済したことがある。国家開発銀行の出資額は約２０億ドル。シティはほかにも、海外の政府系投資ファンドと交渉中という
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