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日本人が中国の工場へ出稼ぎに行く日      【日本のお姉さん】
http://www.asyura2.com/07/hasan54/msg/520.html
投稿者 hou 日時 2008 年 1 月 14 日 00:00:27: HWYlsG4gs5FRk
 

(回答先: 日本のカネが 、 日本を見捨てる日も近い。  【12月8日9時0分配信MONEYzine 】 投稿者 hou 日時 2008 年 1 月 13 日 01:11:49)

日本では研修制度を利用して中国からの安い労働力を利用していますが
愛社精神でのりきるぞーーー(*_*;


http://ameblo.jp/nyaonnyaon/entry-10065130368.html

(私のコメント)
13億人の人口大国の中国も少子高齢化の波が押し寄せてきつつあるようだ。無尽蔵とも思えた中国の若年労働者がなかなか集まらなくなってきている。80年代以降に生まれた一人っ子政策による若年労働者が減ってきているからだ。日本企業も中国の安くて良質の若年労働者を求めて中国い進出させてきましたが、雇用環境は急速に変わってきている。人民元なども今後は中国当局も切り上げてくるから、人件費の上昇と為替の切り上げによって中国における工場の製造コストはダブルパンチで上昇してくるだろう。現在では中国の国内市場向けに現地生産している工場しか将来性はないだろう。日本で売られている格安の中国製品も生産コストの上昇で値段が上がって来るだろう。今までは中国からデフレが輸入されてきましたが、今後はインフレが中国からやってくる。もともと中国の製造業の国際競争力は人件費の安さと人民元の安さが特徴だったのですが、今後は高コストな環境で競争を強いられる事になる。2009年から中国の労働需給は逆転して中国も労働者を海外から輸入しなければならなくなるようだ。すでにベトナムとかアフリカなどから安い労働者を雇っているところも増えてきた。

日本では研修制度を利用して中国からの安い労働力を利用していますが、今後はそれも難しくなるだろう。最近では円がドルに吊られて安くなっているのでヨーロッパなどから円安が非難されていますが、家電や自動車などの輸出産業は中国の元高や韓国のウォン高で日本製品の競争力が高まってきている。だから家電メーカーも自動車メーカーも国内の工場を新設の動きが見られる。このような動きはまだ始まったばかりであり、中国の若年労働者不足に伴う賃金の上昇と人民元の上昇が本格化すれば、今までとは経済環境が変わってくるだろう。日本でもすでに少子高齢化で若年労働者が不足して海外からの労働者の輸入も考えられていますが、円安や低賃金で難しくなるかもしれない。日本は70年代から円高で来たから円安に対応できる構造にはまだなっていない。東京の物価の安さはヨーロッパから来た人にとっては驚きだ。だからヨーロッパなどからの海外の観光客を相手にする商売などが儲かるようになる。海外旅行も高くなるから国内の観光で済ます事も多くなるだろう。つまり今までの経済の常識が逆転してくるようになる。このような中国の労働者不足は今までの常識では考えられない事だったのですが、大前研一氏なども中国は労働力が無尽蔵だと宣伝していた。しかし人口構成から見れば人口の逆リラミッドから分かるように5年10年前から人手不足になる事はわかる事だ。人民元にしても中国は輸入大国であるのだから高い方が有利だと気がつくはずだ。今では韓国のウォン高で週末になると日本に買い物に来る韓国の観光客が増えた。これからは中国からも元が高くなる事で観光客が増えるだろう。そして日本人が中国の工場へ出稼ぎに行くようになるかもしれない。そうなれば日本国内の賃金も上げないと労働者が確保できなくなる。おそらく10年先にはそのような世界になるだろう。

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