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医学部実習で赤痢菌に感染 順天堂大の医学生５人【東京新聞】
2007年7月12日 23時47分
順天堂大医学部（東京都文京区）で、病原菌の観察実習に参加した３年生２４人が下痢や腹痛などの症状を訴え、うち５人が赤痢菌に感染していたことが１２日、分かった。
文京保健所によると、６月下旬から７月上旬にかけて行われた細菌学実習に参加した男子学生が血便の症状を訴えて同大病院に入院。赤痢菌が検出された。
実習には男子学生を含む９９人が参加。同大が健康調査を実施すると、ほかにも２３人が発熱や腹痛を訴え、計５人から赤痢菌が検出された。
症状はいずれも軽く、実習に立ち会った６人の教員も症状は出ていないという。
実習は赤痢菌を含む複数の病原菌を分離培養し、学生たちが顕微鏡で観察する内容だった。同大細菌学教室の平松啓一教授は「感染経路を調査し、感染予防措置を徹底させたい」と話している。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007071201000923.html
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