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角田正吾さん(56・金田在住)・・・ 「リサイクルと環境を考えた取り組みに共感した」【広報 あつぎ】
http://www.asyura2.com/07/health13/msg/446.html
投稿者 hou 日時 2007 年 11 月 20 日 18:45:09: HWYlsG4gs5FRk
 

http://www5f.biglobe.ne.jp/~nakacou/kouhouatsugi.html


環境をキーワードに街を活性化-。

家庭から生ごみを集め、畑に入れて農作物を栽培し、再び食卓へと循環させる商店街発の取り組みが、消費者、大学、農家が手を携え、地域で広がりを見せています。今回は、相次ぐ店舗の閉店などにより本厚木駅周辺の中心市街地が活力を失いつつある中、家庭から出る生ごみをきっかけに、郊外の大型店へ向かう消費者を呼び戻そうとしている商店街の取り組みを紹介します。
本厚木駅東口に隣接する「厚木なかちょう大通り商店街」(木村嘉宏理事長・加盟60店)では、環境に配慮した取り組みで商店街の活性化を進めています。
 クルクルとプロペラが回る「ハイブリッド街路灯」は商店街のシンボル。風力と太陽光での発電を利用し、これまでの街路灯と比べ電気の使用量を半減させました。缶やペットボトルのリサイクルでは、買い物客に協力を呼び掛け、月に10000本以上を回収しています。


4年前からは、生ごみのリサイクル事業をスタートさせました。「キッチンリサイクル」と呼ばれるこの事業は、商店街の一角に設けた「エコステーション」で、会員となった家庭から生ごみを受け付け。重量に応じてエコマネーと呼ばれるポイントをためてもらう仕組みです。生ごみは処理機で乾燥させ、東京農業大学(船子)で内容物を確認するなど処理。市内の契約農家が野菜の栽培に活用し、収穫した野菜を商店街で販売することで、再び家庭の食卓へと循環されます。
この取り組みは平成15年、郊外の大型店へ向かいつつある消費者を呼び戻そうと商店街が企画。環境省のエコ事業に応募し、モデル事業として採択されました。
 商店街では、県や市の補助を受けて生ごみ処理機3台を設置しました。事業は「中心市街地の商店街に市民が生ごみを持ち込んでくれるか」「堆肥として農家は使用できるか」など多くの不安を抱えながらスタート。2年間の試行を経て、平成17年7月から本格的に実施しています。



商店街では、木・日曜を除く毎日の午後3時から5時まで、会員から生ごみの持ち込みを受け付けています。持ち込んだ会員には、100g当たり1円相当のポイントをプレゼント。たまったポイントは、商店街での買い物に使うことができます。
 買い物のついでに親子でエコステーションを訪れるという岡崎弘子さん(38・元町在住)は、「ポイントがたまるのが魅力」と昨年から会員となり、週2回ほどのペースで生ごみを持ち込んでいます。「野菜の切れ端など、生ごみは結構出るもの。これまで燃えるごみとして出していたものが、肥料となって野菜作りに使われるのは何だかうれしい」と、環境への意識も芽生えてきたようです。
 「ポイントと交換することで、消費者に楽しみながら参加してもらえる」と話す理事長の木村さん。当初は40人ほどだった会員は現在、4倍以上の約180人にまで増加し、持ち込まれる生ごみは、年間22トンに上ります。


せっかく生ごみを集めても、利用する農家がなければ循環は成り立ちません。不純物の混入など生ごみに対する農家の偏見と不安を取り除き、安心して使える生ごみを提供するとともに、手軽に使用してもらうための研究は、大きな課題となりました。
 ここでは、東京農業大学と地元の農家が全面的に協力。計画当初から事業に携わる准教授の平野繁さん(48)は、農家が乾燥した生ごみを手軽に安心して使えるよう、環境保全型の農業を学ぶ学生18人とともに研究を重ねています。学生は毎日エコステーションで生ごみ乾燥物を回収するほか、会員に分別の大切さを呼び掛け。大学では運搬した乾燥物をふるいにかけ、異物がないかをチェックしています。さらに毎週分のサンプルを採取し、成分の分析もしています。平野さんは「持ち込まれる生ごみは、野菜や果物の皮、切れ端などの調理残しがほとんど。事業の趣旨に賛同している会員は、分別意識も高く、一般的に心配される塩分や油分は問題ない」と太鼓判を押します。


乾燥した生ごみは発酵させなければ、堆肥として使えません。当初は、大学内で家畜のふんと混ぜて発酵させ、農家へ提供していました。しかしこれには大変な手間が掛かります。そこで、野菜が栽培されていない畑に混ぜ込んだり、作物が根を張った段階の土寄せで、根にぶつからないよう土に混ぜたりするなど、乾燥物をそのまま使う手法を農家へ提案。後者は学生の発案という平野さんは「初めは駄目かと思っていたが、効率的で乾燥物の発酵が雑草の抑制も助け、かなり効果的だった」と手応えを口にします。
 平野さんと学生たちは、乾燥した生ゴミを肥料に利用している農家へも小まめに足を運び、意見を交わしています。この日は、角田正吾さん(56・金田在住)の畑を訪問しました。「リサイクルと環境を考えた取り組みに共感した」と昨年から参加している角田さんは、コマツナやナス、ブロッコリーなど10数種類の露地野菜を生産。安全で環境に配慮した野菜作りを心掛けています。「雑草や病害虫との戦いですよ」と話す角田さん。「有機物を土に混ぜると、微生物が増えて土が豊かになる。味の濃い野菜を生む秘訣です」と苦労を惜しみません。平野さんや学生と試行錯誤しながら、おいしい野菜作りに努力を重ねています。


 商店街では、この野菜を地域ブランド化。商店街の名称にちなみ、「なかちょう野菜」として、本厚木駅東口とバスセンターなどを結ぶ厚木地下道で毎月27日に開く「あつぎ27の市」で販売しています。27の市は、もともとは江戸時代から昭和初期にかけて厚木村で開かれていた市。これをモチーフに中心市街地を活性化させようと平成16年に商店街が復活させました。毎回、商店や市民などが衣料品や食料品など約30店を出し、大勢の買い物客でにぎわっています。
 「朝どり野菜だよ」「おいくら」-。威勢の良いやり取りの中心にいるのは、当日の朝に収穫した野菜を並べる角田さんの妻・香代子さん(53)。生産過程やおいしい食べ方など消費者とコミュニケーションを楽しみながら販売しています。「街の真ん中で野菜を売るなんて想像もしなかった」と言う香代子さん。「消費者とじかに接することで、どういうものを求めているのかを聞くことができる。おいしい野菜作りに生かしたい」と意欲を燃やしています。
 いつも楽しみに来場するという大島和子さん(58・岡田在住)。「形はいまひとつかも。だからこそ、安心感があり、おいしく食べられる」と買ったばかりの野菜を見つめます。
 商店街では、なかちょう野菜を使った料理コンテストも11月10日に企画。ブランドをPRするとともに、商店街内の飲食店などで使えるレシピの発掘を狙っています。



 商店街の一連の取り組みは、環境に優しい循環型社会を形成し、多くの人に環境への意識を植え付けながら、着実にその輪を広げています。これらの取り組みは高い評価を受け、このほど環境大臣から循環型社会形成推進功労者表彰を受けました。
 そして環境への効果とともに見逃せないのが、人を呼び寄せる効果です。消費者だけでなく農家にも足を運んでもらうことで、商店街の活性化へつながります。こうした努力によって、街全体のにぎわい復活へと期待は膨らんでいきます。


東京農業大学植物生態研究室
リサイクルリーダー 松岡 悠さん(4年) 研究室の仲間18人でエコステーションの管理や乾燥した生ごみの回収・分別・研究などをしています。高校生のころから環境には大変興味を持っていたので、全国でも珍しいこの取り組みに参加でき、とても有意義です。
 生ごみはほとんどが水分です。処理機に入れ、温風で12時間ほど乾燥させると、10分の1の重さになります。これだけでもごみ減量の効果は十分ですが、さらに無駄なく野菜の栽培に使うのが自慢できるところです。商店街や農家の皆さんのやる気が伝わってくるので、研究への意欲がわいてきます。取り組みの輪がもっと広がればと思っています。



厚木なかちょう大通り商店街振興組合理事長 皆さんの協力で、キッチンリサイクルは順調に拡大しています。商店街と消費者との結び付きが深まり、農家とのつながりも生まれてきました。
 なかちょう野菜を売りたいという大型店もありますが、生産する農家が2件という現状では、月に一度の27の市で精一杯。まだまだ供給が間に合いません。有機肥料を使った野菜栽培は手間が掛かり大変ですが、多くの農家に参加してもらい、スーパーや飲食店の食材として流通させたいと思っています。
 将来は、もっと多くの人を巻き込んで、環境をテーマに全国各地から観光客を呼び込むなど、街全体の活性化につなげたいですね。
木村 嘉宏さん


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