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大学入試への出題というと、ずっと朝日新聞の売り物だった気がする。ところが、最近「読売」からの出題が急増し、最近５年間で約２倍になったという。朝日に比べればまだまだ少ないようではあるが、読売のこの急な伸びが何ごとかを物語っているのだろうか。大学の先生方の間で読売の評価が高まっているのか、あるいは、何らかの「営業活動」が行われているのだろうか。
《大学・短大入試に「読売」からの出題が急増中》
http://info.yomiuri.co.jp/release/200705114080-1.htm
http://www.yomiuri.co.jp/education/nyushi/index.htm
全国の大学、短大の入試問題に、「読売新聞」や英字紙「ザ・デイリー・ヨミウリ」、週刊誌「読売ウィークリー」の記事から出題されるケースが、近年急増しています。2007年度入試での出題は5月7日の中間集計段階で、207件（135大学）に達し、すでに2006年度の最終集計数180件（129大学）を突破しました。5年前（109件）の約2倍となり、さらに増える見込みです。「明快で現実的」と評価が高い社説、朝刊一面の名物コラム「編集手帳」からの出題が相次いだほか、ザ・デイリー・ヨミウリからは、主要新聞社系英字紙としては最も多く出題されました。
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《朝日新聞出題大学一覧》
http://www.asahiguma.com/index.html
2006年 270大学411問題467記事
今年も出題数No.1！
《朝日新聞と大学受験》
http://cocktail-glass.at.webry.info/200601/article_26.html
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上に挙げたサイトでも、国立大学の教授の６割以上が朝日新聞を読んでいると言う記述があり、この辺が朝日からの出題が多い原因なのだろうか。出題する先生は、出題のために全紙を読み返したりはしないだろうから、普段から購読している朝日新聞からの出題がつい多くなってしまうのではないだろうか。
購読者層の調査としては、朝日新聞への広告掲載を取り扱っている会社のサイトに、「朝日新聞購読者世帯は高学歴、高収入が多い」、「オピニオンリーダーに支持される」というのもあった。
このサイトを見てみるといろいろな職種で軒並み朝日新聞がトップである。これだけ支持されているのにどうしてシェアが１位ではないのだろうか。
こちらの統計では大学教授の購読率はもっと高くて７２．３％となっている。他に高いのは、弁護士が７２．９％、大学学長が７３％、文芸評論家が７５％、科学技術庁の課長以上の職員（細かいね）が６９．２％、グラフィックデザイナーが６７．４％など。怪しげな統計だ。
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フォローアップ:- 新聞から大学入試に出されたからといって、「それがどうした？」という意見もあります SeaMount 2007/5/20 17:01:51
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