★阿修羅♪ > マスコミ・電通批評5 > 498.html
 ★阿修羅♪
【コラム・断】大河ドラマ、例えば明治天皇を主人公に [産経新聞]
http://www.asyura2.com/07/hihyo5/msg/498.html
投稿者 white 日時 2007 年 5 月 27 日 12:00:23: QYBiAyr6jr5Ac
 

□【コラム・断】大河ドラマ、例えば明治天皇を主人公に [産経新聞]

 http://www.sankei.co.jp/culture/enterme/070526/ent070526002.htm

【コラム・断】大河ドラマ、例えば明治天皇を主人公に

 NHKの再来年の大河ドラマは「天地人」だという。上杉景勝の家臣、直江兼続が主人公だ。舞台は戦国時代である。

 今、放送中の「風林火山」は、川中島合戦に至る戦国物。来年は「篤姫」で幕末。昨年の「功名が辻」は、山内一豊夫婦の話で、戦国。そこから2000年まで遡(さかのぼ)ると、順に「義経」「新選組!」「武蔵」「利家とまつ」「北条時宗」「葵徳川三代」となる。

 要するに、「天地人」までの10本のうち、6本が戦国、2本が幕末、あと源平時代と鎌倉時代が1本ずつということだ。

 私は1963年生まれで、大河ドラマを見始めたのは、小学3年の年の源平物「新・平家物語」。それから戦国の「国盗り物語」、幕末の「勝海舟」、赤穂浪士の「元禄太平記」と続き、「風と雲と虹と」で朝廷に反旗を翻す平将門に興奮するうち、中学生になった。思えばその5年間に、同じ時代の物語はなかった。

 あのころの大河ドラマには、国民の歴史的教養を担う自負があったと思う。題材の選定にも、時代を散らすことを含め、さまざまな配慮があったろう。ところが、近年はあまりに視聴率至上主義だ。なじみの薄い時代では関心を惹(ひ)かないからと、対象が偏ってゆく。

 NHKの受信料制度は、視聴率競争から免れ、公共放送が提供すべき番組を守るために最善という説明を、よく聞く。そうならば、大河ドラマのありようは見直されていいのではないのか。

 戦国を根掘り葉掘りするのもいい。しかし、たとえば天智天皇や明治天皇でも主人公にした、格調高い史劇を1年間、見せてくれたらとも思う。国民の教養のために。(評論家・片山杜秀)

(2007/05/26 17:25)

 次へ  前へ


  拍手はせず、拍手一覧を見る

▲このページのTOPへ      HOME > マスコミ・電通批評5掲示板

フォローアップ:

このページに返信するときは、このボタンを押してください。投稿フォームが開きます。

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。