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□関テレ社員の怒りとボヤキ [日刊ゲンダイ]
http://news.livedoor.com/article/detail/3193521/
関テレ社員の怒りとボヤキ
2007年06月10日10時00分
「あるある問題」で大揺れだった関西テレビの夏のボーナスがカットされるらしい。
「らしい」というのは公式には「開示していないので」（関西テレビ広報）だからだ。
管理職が２０％、一般社員は１０％のカット。関テレは、日本民間放送連盟（民放連）から除名され、総務省からは行政指導として「警告」を受けるほどの大問題を起こしたのだからボーナスカットは仕方なしか。それでなくとも「高給取り」としてうらやましがられているし……。
「カットそのものは仕方ないと思っています。でもカットの理由が下期の業績悪化だと経営側から聞き、憤りを感じています。個人的にはもっと具体的な理由でカットすべきだと思う」（関テレ関係者）
別な関係者は「看板番組の異変に気づかなかったのは社員全員の責任だからボーナスカットに踏み切ったぐらいの方がスッキリする」と言う。
関テレは、４月に社長を引責辞任した千草宗一郎取締役や、コンプライアンス担当の専務らの取締役退任を決めている。しかし、筆頭株主であるフジテレビ出身の出馬迪男会長は留任。このトップ人事に不満を持つ社員が結構いるという。
「正直、ボーナスカットは痛いです。でも、それより経営体制をしっかり立て直して欲しい」（関係者）
あるある問題の根は深い。後遺症は当分続くかもしれない。
【2007年6月7日掲載】
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