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【速報】委員長としての適格性が問われる古森経営委員長(醍醐聡のブログ)
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投稿者 クマのプーさん 日時 2007 年 12 月 19 日 22:24:38: twUjz/PjYItws
 

(回答先: 【速報】2名の経営委員が古森委員長の独断的運営に抗議の記者会見(醍醐聡のブログ) 投稿者 クマのプーさん 日時 2007 年 12 月 19 日 18:19:11)

http://sdaigo.cocolog-nifty.com/blog/2007/12/2_d982.html

2007年12月19日 (水)
【速報】委員長としての適格性が問われる古森経営委員長

明るみに出た古森委員長の暴言語録

 菅原委員と保委員は、これまで非公開とされてきたNHK指名委員会の備忘録を公表した。その中で、各紙が報道した古森委員長の発言録を見ると、「このような人物がなぜ公共放送の長はおろか委員になったのか(なれたのか)」を疑わせるような珍弁、暴言のオンパレードである。

 「私はたくさんの人からリサーチをかけた。NHKの人にも聞いたけれどOBや内部の職員では無理だといっている。私の回りの人は全部、外部の人がずっとよい改革ができるといっている。」

 (次回紹介するという候補者の名前をこの場で挙げてほしいという意見に対して)、

「自分がノミネートする人物は、追って皆さんに直接御紹介介したいと思う。ただし、そこで否定されると本人の面子がつぶれるから困る。」

  「私は忙しく、NHKの番組をあまり見ていない」と公言した古森氏が、9月11日に開催された経営委員会でNHK執行部に向かって、「選挙期間中の歴史ものの放送はご注意いただきたい」と発言したときも、「私の元に寄せられた投書」も含めてそういう発言をしたと釈明した。

 今回、公表された面子云々を見ると、古森の脳裏には「私の友達」の意見は浸透しても、日本の文化を担い、言論界で活躍する67名の人々がこぞって原寿雄さん、永井多恵子さんを会長候補に推薦した事実は去来しないらしい。

 特定の人物が公共放送の会長候補としてふさわしいかどうかよりも、自分のお友達の「面子」を優先するに至っては会長人事の私物化そのものである。その上で、自分がノミネートした人物を否定されては困るというのでは、自分への白紙一任を求めるに等しく、独善的運営の極みである。

 「経営改革は文化をよく理解する人、そして、放送のことを理解する人であると同時に経営者としての才能が必要だ。無駄な出費を大胆にカットするような経営者としての能力が必要とされている。今回非常に大事なのはそこだと思う。」

 古森氏は12月13日の経営委員会後の記者会見で、「番組の質を高めることが一番の課題」と発言していた。しかし、この発言を見ると、古森氏がいう「改革」とは番組の充実、それを通じた視聴者の信頼回復は二の次で、決断力でリストラ合理化を断行することに主眼があったことがよくわかる。

 「無駄な出費を大胆にカットする」のは当然である。しかし、問われるべきは無駄な出費とは何を指すのかである。NHKも他の民間企業も業種の違いに過ぎないと言い放つ古森氏の言動を見ると、古森氏が思い描く無駄と公共放送と相容れない無駄が同じかどうか非常に疑わしい。

 最後に極めつきをひとつ。

 「私自身も最初は経営委員長として、マスメディアから大いにバッシングされたが、今ではメディアからも大いに尊敬されている。多少マスメディアに叩かれて、受信料(収入)が下がってもそれは長くは続かないから大丈夫だ。」

 委員長就任当時、前安倍首相の政治任用で任命されたと報道された頃に古森氏がメディアから批判の矛先を向けられたという前段の指摘は間違っていない。しかし、今現在、古森氏を尊敬しているメディアとはどこのメディアを指しているのだろうか? NHKをめぐる報道をそれなりにフォローし、そこそこに取材も受ける私の耳には、残念ながら古森氏を「尊敬する」という人物は皆無である。

 それどころか、12月17日付けの記事で紹介した『毎日新聞』の報道によれば、財界人の間でも、「選挙期間中の歴史ものはご注意を」とか、「私はあまりNHKを見ていない」などという配慮を欠く発言を繰り返す古森氏を敬遠して会長候補を辞退する人が多いという。これでは、NHKのガバナンスの強化をめぐる最大の課題は、執行部の力量というよりもまず、経営委員長、古森氏の見識の真贋であるように思える。

 経営委員会の自浄努力が先決、それでも独断的運営が改まらない時は

 今、経営委員会に問われているのは、菅原、保両委員が告発した古森委員長の独善的運営、公共放送の 監督機関の長にふさわしからぬ言動、ひいてはNHKの信用を揺るがしかねない言動を他の経営委員がどう受けとめているのかである。ここまで来ると、古森氏個人の問題を超えて、古森氏を経営委員長に互選した経営委員一人一人の責任、特に視聴者に対する責任が問われることになる。さらにいえば、古森氏を経営委員に推挙した内閣総理大臣、それに同意した衆参両院の与党議員の任命責任にも波及する。

 この問題を経営委員会が自らの手で解決するのが先決である。経営委員会にこうした自浄を行う意思が欠けるのなら、視聴者は古森氏の委員長解任を求める運動を起こすことが必要になる。
   

このブログでも、私が共同代表を務める「NHKを監視・激励する視聴者コミュニティ」も古森重隆氏が、公共放送の監督機関の長はおろか、委員にも適任かどうか、具体例を挙げて懐疑的な見方をしてきた。

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