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ナチス強制収容所解放60周年記念国連特別総会日本政府演説
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投稿者 提供人D 日時 2007 年 7 月 07 日 00:28:36: zjIwxfdYJcbls
 

 
国連の場における演説
ナチス強制収容所解放60周年記念国連特別総会
大島賢三国連大使ステートメント
平成17年1月24日
 日本は大多数の国々と同様、ナチス強制収容所解放60周年を記念する本件特別会合の開催を完全に支持し、ホロコーストによる犠牲者を心から悼みます。人類は20世紀前半に言語に絶する苦痛と悲哀を与えた戦争の惨禍を経験しました。2度とこのようなおぞましい事態が繰り返されないようにしなければなりません。我々はこのような過去の過ちを思い起こし、それから学び、決して再び起きないよう決意を改にしなければなりません。本日の特別総会はかかる決意を再確認する重要な機会となるべきです。
 ユダヤ人他6百万人を殺害したナチスによる迫害に関連し、今日日本とユダヤ人の間で広く知られるようになっている話に付言したいと思います。欧州で第二次世界大戦が勃発した時期に、リトアニアの在カウナス領事館に副領事として勤務していた一人の日本人外交官は、ナチスの迫害から逃れようと死にものぐるいで総領事館に来訪してきたユダヤ人に対して千以上もの通過査証を発給しました。これらの査証は彼らが最終目的地に向かう為の日本通過を許可するものでした。
 この逸話で特筆すべきは、今朝アナン事務総長よりも世界に数人いた「シンドラー」の一人として紹介された外交官杉原千畝氏が、大変勇敢であった点です。なぜならば、当時の我が国政府は、ユダヤ人に対する非差別政策を採っていましたが、カウナス総領事館に来る多くのユダヤ人は、最終目的地の入国許可を取得している等日本政府が通過査証を発給することのできる幾つかの事前条件を満たしていませんでした。
 それにもかかわらず杉原副領事は人道的配慮から、昼夜一心不乱に作業を続け、自らの責任において、1940年9月にリトアニアの駅から出発する直前まで査証を発給し続けました。
 杉原氏の勇気と人間主義はこの暗く困難な時期に幾千ものユダヤ人の命を救いました。多くの人々は杉原氏を記憶し、おそらくこれからも彼のことを忘れないでしょう。私は先輩に杉原副領事のような人物がいたことをとても誇りに思う一人です。と同時にこの話は、国際問題にあたる際の人道的考慮の大切さという後世に対する一つの教訓を含んでいると思います。
 人間の賢さは過去の歴史から学ぶ能力があることです。歴史は未来の鏡とならなければなりません。この点について本日多くのスピーカーが述べられました。我々も完全に共感いたします。
 先ほど発言者よりアジアに於ける戦争による悲劇について言及がなされました。この点についての日本政府の立場について申し上げれば、我が国の過去の行為に関して、1995年の戦後50周年にあたり当時の村山総理が閣議の了承を得て正式に次のとおり述べています。
 「わが国は遠くない過去の一時期、国策を誤り、戦争への道を歩んで国民を存亡の危機に陥れ、植民地支配と侵略によって、多くの国々、とりわけアジア諸国の人々に対して多大の損害と苦痛を与えました。私は、未来に過ちなからしめんとするが故に、疑うべくもないこの戦争の事実を謙虚に受け止め、ここにあらためて痛切な反省の意を表し、心からのお詫びの気持ちを表明いたします。」
 このような発言はその後の総理大臣や政府高官にも繰り返されており、我が国のこの立場は現在も何ら変わるものではありません。
 今年は国連が60周年を迎え、来年は日本の国連加盟50周年を迎えます。国連は60年前の創設から長い道のりを歩んできましたが、日本もまた長い道のりを歩んできました。日本は国連創設時、旧敵国の一つでしたが、国連の理想と目的に深く傾倒し既に長きに亘り多くの活動、義務的拠出について国連に対する最大の貢献国の一つになっています。私達はそれを誇りにすると共に、引き続き謙虚さを失わず、責任ある国際社会の一員として国際協調を推進し、国連憲章の理念と理想に基づき世界平和と発展を推進するために最大限の努力を傾注する所存です。
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http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/17/un_0124.html
http://www.un.int/japan/jp/statements/oshima050124.html

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