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ホームレスや犯罪者になる自由はないし、国家による支援は必要です
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投稿者 パルタ 日時 2007 年 2 月 06 日 16:12:40: BeExvDE2jO5d2
 

(回答先: 他人によって与えられた・作られた自由 投稿者 初哲学者 日時 2007 年 2 月 06 日 12:56:24)

真の自由は一定の制約の中にあると思います。ホームレスや犯罪者になる自由などありません。もちろん、ホームレスの人が自分自身の意志でなったのであれば、その自由は尊重します。しかし、そうでない人は多いと思います。
就職に必要な技術や能力もない者が家を出ても、ホームレスや犯罪者になるしかない場合は多いと思います。動物ですら、子供に噛み付く前にはしっかりと餌の捕り方を教えるのです。まして、今の日本で全員が就職・起業するには親の教育能力だけでは足りず、国家の支援なしには無理です。極端に言えば、今時10代で丁稚奉公の口はないし、戦時中のような勤労動員もありません。戦時中の疎開先のような農作業すらさせてもらえないのです。自衛隊は自殺者が多いので過酷だと思います。だから10代の間はそんな事は考えず、しっかりと勉強させる環境を作るべきです。勉強せずに家を出るべきではない。今の時代は家を出る前から能力をしっかりと磨いておくべきです。
どんなに成績が悪くても、単位制でも通信制でも良いから高校は出るべきです。欲を言えば、大学か専門学校で更に専門的な知識は付けておいた方が良いでしょう。米国ではその上で大学院やビジネススクールを出る人も多いようです。
国には一定の生活水準を保障する義務がある。たとえ五体満足で健康でも、食うや食わずの極限の疲労状態で精神の自由など感じる訳がないのです。劣悪な環境では精神状態も悪くなっていきます。とにかく一定の生活水準の確保の中にこそ、新しい世界を作り出せる自由もあると思います。

憲法第25条【生存権、国の社会的使命】
@すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
A国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

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