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ジレンマですね。
http://www.asyura2.com/07/idletalk22/msg/785.html
投稿者 考察者K 日時 2007 年 3 月 04 日 12:15:49: JjkI8nWTpj0po
 

(回答先: 「自民党の隠れ応援団」論/二大政党制は本当に吉と出るか 投稿者 heart 日時 2007 年 3 月 04 日 00:34:45)

>heartさん どうもです。

東京都の知事選には投票権のないKですから、あまり関心を持たないようにしようと考えているのですが「共産党は自民党の隠れ応援団」という項目なので少し意見を書いておきましょう。

引用ブログによると「愛知県の知事選においては、共産党が選挙協力を申し入れたのに民主党が拒否した結果として、野党候補が落選」「結果論として、共産党候補者の票を上乗せできれば野党候補者は勝っただけの票があった」と云う事です。

ここで確認できるのは
「自民党候補者は、すでに自公の票だけでは過半数の獲得は厳しい状況」であると言うこと、それだけ、国民の現政権に対する不満は大きくなっていると云うことです。

共産党が選挙協力の申し入れを行うにあたって「どのような条件提示を行ったのか?」
仮に「共産党が党公認の推薦を行った場合」には「期待値どおりに票の上乗せ」ができたか?は問題もあるのだろうと思います。

残念ながら「共産党」という党名には「公明党」に近い意味での「拒否反応を示す人」も多いと云うことは押さえて置く必要があるでしょう。

「強い目的意識を有する(明確な目的を明示する)」と云うことは「強い反発心も作り出す」と云う面があります。作用反作用の関係ではありませんが、日本人というのは変化を嫌う習性が強いのです。「身の回りの小さな事の不満は解消したいのですが、そのために、自分の生活に変化があらわれるのは望まない」と云う事です。
その意味で誰も「革新」などという変化は望んでいないのでしょう。
そこが、共産党もしくは社民党が弱小政党に留まっている事の要因のひとつでしょう。

「自らの生活が劇的に変化してでも政治を変えたい」という「本当の怒り」にまでは「まだ達していない」という部分があるのかもしれません。

愛知県知事選において、野党候補者が勝つのに一番可能性が高い方法論は「共産党は推薦を行わないで、共産党支持者の票は野党候補者に投票される」という事でしょう。
「共産党が推薦する」と云うことで「今回の選挙では投票してくれた人の票が減る」もしくは「逆に与党候補者に入る」と云う可能性があるのなら、民主党も安易に「共産党からの選挙協力を受け入れられない」という事になります。

それほど共産党は嫌われているか?
Kとすれば「いったい何時の時代のイメージによる評価だ?」という気もありますが、それは「Kの主観」であり、Kも「自分の見たいものを真実と考える」という部分もあるでしょうから、Kが共産党に持つイメージが「好意的」であっても、他の人の共産党に持つイメージも「好意的」とは限らないのです。
「過去から続いている共産党の歴史が、人それぞれのイメージ形成」となっています。因果応報で「共産党のイメージ」となるのでしょう。
「死んでも、共産党の応援だけはしないという価値観」は少なからず存在するでしょう。

Kは共産党に対し「プラス評価のイメージ」を持っています。heartさんもその点は同じでしょう。ただし「プラス評価の度合い」は違うかもしれません。100点満点評価ではKが75点ならheartさんは90点かもしれません。
ここの評価点は「個人によって違います。」
何故こんな事を書くのか?と云うとheartさんの「共産党に対するイメージ」は決して国民の共通認識ではないと云う点をもう一度確認してもらうためです。

「石原都政」より「共産党都政」は良いのか?は「人によって感じ方が違う」のです。
もちろん、Kの判断評価とすれば「そんなもんは共産党都政の方が良いに決まっている。議論の余地すらないだろう。」というような気持ちもありますが、それでも、実際に共産党都政になってみたら「こんなはずでは」的な事になる可能性はあると思います。

国政選挙においては「小選挙区を中選挙区(複数当選選挙にする)に変更しなおす」という事で「民意の切捨てを少なくする」という方法論はあるのですが、都知事選挙となると「現行政策の継承の容認(継続賛成)」と「現行の政策の否定(反対)」と云う意味合いが多いと言えるでしょう。
東京都においては「石原都政の評価として、継続を容認するのか?しないのか?」という二者択一と云う事です。
その意味においては「野党は、予備選を行って統一候補を絞り込む」のが本来のやり方として正解なのかな?と云う気もします。
もしくは「石原都知事は、現役都知事として、有効投票の過半数の支持がなければ、落選」とすべきでしょう。理由は「現行の政策が過半数の支持を得ていない」のですから、信任投票と云う部分において「信任されなかった」と判断されるからです。

それが、現在の選挙制度では「野党からの候補者乱立」によって「現都知事の政策が信任投票と云う意味では否決されているのに拘わらず信任(当選)されてしまう。」という訳の分からん状況になる。
選挙制度が狂っているのだろうと思う。

いずれにしても、共産党は勝てない選挙と判断できた場合は「野党の予備選」に敗れたという気持ちの切り替えを行って、党員には「与党候補者への信任投票としての投票」をしてもらうという戦略変更をするのも「一つの方法論」だろうと思います。
もちろん「勝てる見込みのある選挙」ならば、戦うべきでしょう。

また、前から書いていますが、共産主義を目指す政党とのイメージを払拭する意味で「共産党」の党名は変えた方が良いとも思います。

Kの評価では共産党の方が「自民党」「民主党」より100倍まともだと思いますが、社民党との比較では「柔軟性に欠ける」と云う面で劣っています。

色々な面でジレンマがあるので、既成政党では駄目だ。とも思いますが、本当に閉塞感だけが漂っています。

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